島根の世界遺産　石見銀山で見た色が降り注ぐ世界

こんにちは！noraです

 

今回は旅記録です

 

日本旅ももうすぐで日本の半分に辿り着きそうです

 

そんな中、途中の島根県に入ってある世界遺産を見てきました

 

 

そこは山道をテクテク歩いて辿り着く石見銀山

 

 

出雲大社やなど有名どころもありますが

今回はその手前の駅太田市駅で降りふらり旅をしてきました

 

太田市駅…正直何もないところです…

 

駅から出て始めに思った正直な感想は

 

何もない…

 

世界遺産に行くためのバスが出ていることもあり、栄えているのかな？

 

 

と思っていたんですがそれとこれとは話が別みたいです…

 

 

ここに降り立った理由は

 

世界遺産があるなら見ておきたい！そんな理由でした

 

 

バスで30分…山道を登り降り、途中狭い道もありながらようやく着いた場所は

 

 

古き良き町並み地区

レトロな街並みで建物の錆び感が何とも言えない雰囲気をかもし出しています

 

 

ここには江戸時代の武家屋敷や、代官所跡など歴史的な建造物や文化財が残る街並み

 

 

 

あいにく朝早くに着いたのもあってお店はほとんど閉まってて…

 

 

この街並みに住まれている近所のおじいちゃんと世間話をしながら

石見銀山に通じる銀山地区に向かいました

 

 

 

私の本来の目的はこちら！

 

 

大自然の中を歩く遊歩道があり、石見銀山までの道のりを歩いて行きます

 

 

 

手を加えていない自然の中を歩く心地よさ

時期は4月後半、新緑が日差しで黄色や白やオレンジなど色を変えてくれます

 

 

深呼吸すれば澄み切ったちょっとひんやりする空気が気持ちがいい

 

 

 

沖縄以来こんなのんびりとゆっくり景色を見ながら過ごせる時間は

 

 

 

やっぱり贅沢だな…と

 

 

 

 

見渡せばところどころに昔の建物がそのまま残っていて

それもまたタイムスリップしたかのような感覚にもなりました

 

 

疲れて立ち止まった時に見た世界

歩いて30分は経った頃、登りや下り坂を歩いて少し休憩…

 

 

山道には小さな公園があり、とはいっても草が手入れされてない広場に

木のベンチが並べてあるという感じの…

 

 

 

座って川を眺めながらしばらくボーとしていたら

 

 

 

緑の隙間からキラキラとする日が見えたり、下を見れば川に日が当たり

キラキラした光景に何だか心の底から悪いものが出ていく感覚に

 

 

 

この世界は思っていたより美しいんだな〜と感じました

 

 

 

 

街中にいるとどうしてもいるかいらないかの情報が入ってきて

 

 

あれもこれもとなって周りが見えなくなります

 

 

他人が気になったり、自分の立ち位置を確保するために意地を張ったり…

 

 

 

 

街にいる時には感じれなかったものがここにはある…

 

 

私はやっぱり緑が好きだ

 

 

 

そんなどうでもいい事なんだけどそれがハッキリとわかった気持ちも贅沢で…

 

 

その小さな気づき、小さな発見ができる旅というものはかけがえのない経験です

 

 

色が降ってくる感覚

休憩も終わり、また歩き出して感じた事があります

 

 

これは歩いた人しか感じれないことかもしれないですが

山の中にあるいろんな色が私の目の前に降ってくる感覚がありました

 

 

 

緑？緑といっても黄緑や、青緑や、薄い緑がランダムに…

 

 

それに合わさって川の色、空の色太陽の色、岩の藻の色

 

 

全ての色が雪のようにふわふわと私に降り注ぐ…

 

 

 

すごい高揚感と感動となぜか感謝といろんな感情が巡りました

 

 

 

絵描きにとっては最高の学び場

 

 

絵を描く時に色の勉強をしていく過程があります

 

 

そんな分厚い参考書を並べて本格的に！とかではないけれど

 

 

色の勉強にはやっぱりある程度のルールがあります

 

 

それを本やネットで学んでいくこともできますが…それも大事です！

 

 

 

ただ私はやっぱり自然から色を学ぶことも大事だなと思います

 

 

色の組み合わせや色の配分、自然が教えてくれる…

 

 

 

私は今回、色が降ってくる感覚でまたさらに学びが増えたと感じています

 

 

 

なので、小旅行だったり散歩した時にでも景色を見て気づきや

発見を探してみるのも面白いと思いますよ

 

 

龍源寺間歩の世界とのコントラスト

 

歩いて1時間…ようやく龍源寺間歩という洞窟に到着

 

 

当時、銀を採掘されていた採掘坑道でここで多くの人が働いていた場所です

 

 

人一人通れるぐらいの洞窟でここに大勢が採掘していたなんて…

 

 

日本人は忍耐強いな…と改めて昔の人たちの行動力に関心しました

 

 

 

まだ電動の器具もない時代、手作業で採掘していた事がわかるぐらい

 

 

洞窟の表面はデコボコで…この坑道が人の手によってできたことに圧倒されます

 

 

 

 

細い道や通れない道もありながら試行錯誤で銀を取っていた事がよくわかる…

 

 

道中、終始思いを巡らせながら外に出た光景がまたよかった！

 

 

 

洞窟の中はオレンジのライトで照らされ、暗い所もあり、でも一色で統一された色味です

 

 

 

その単色の世界からまた色とりどりの世界に向かっていく感覚は私の脳を刺激しまくりました！

 

 

 

行きたい所は行ってみるが吉

世界遺産を見る事はなかなかできない事です

 

 

ただ、最初は行くかどうか悩みました…

 

 

私が感じられるものはあるのか？とかグチグチ考えてしまって…

 

 

 

 

でも、結果よかったです！

 

 

 

正直、こんなに持ち帰れる感覚があるとは思わなかったです

 

 

何事も経験ですよ！と以前誰かに言われた言葉通りでした

 

 

 

本当に経験するまではわからないもんですね！

 

 

 

見方を変えればそれは新しい世界

 

ただの山、ただの森

そう思ってしまえば何もないかもしれない…

 

 

 

しかし

そこにいろんな生物が共存し、一つずつ見ていくといろんな色がそこにある

 

 

組み合わさってまた色とりどりの世界を見せてくれる

 

 

そんな経験ができました

 

 

なので、普段見るもの触るもの、経験するものを注意深く見る事で

 

あなたからしか生まれない感覚や感情があると思いますので何気ないものにも目を向けることをしてみてくださいね！

 

さいごに

 

今回は世界遺産の街を巡る旅でした

 

巡った事がない所に行くのはワクワクとめんどくさいの両方の感情が出てきます

 

 

でも、めんどくさくても行ってみる価値を感じております

 

 

 

何事も経験！その言葉が一番合う旅でした

 

 

 

あなたも行きたい場所、行った事ない場所に行って

色が降ってくる感覚を味わってみませんか？本当にキレイですよ

 

 

 

そして、同じ感覚に出会えたら教えてくださいね

 

 

では、また！

最後までお読みいただき、ありがとうございました

〜旅記録〜「絵は一生もの」沖縄で出逢った最高の言葉