こんにちは!noraです
私はこのインターネットでの発信をする前はリアル世界で絵を販売してきました
それは百貨店でも、ギャラリーでも、貸しスペースでもない別の場所…
今回私が今まで、販売してきた流れとオススメの場所をお伝えできればなと想います
目次
日本では絵が売れない⁉︎そんな風潮もうやめませんか?
あなたもどこかで聞いた事がありませんか?
絵は売れない、特に日本ではね
私も画家を目指していた時は散々言われた言葉でした
もっと酷いのは死んだら価値が出るかもね!と言われた事…
こんなに世間は絵に興味がないのかと絶望した覚えがあります…
しかし、今の時代なのかはわかりませんが、絵に興味がある人は増えていると思います
現に、絵を描く人も増えた気がしますし…
そして、私のお客さんは私の絵が「初めて購入する絵」だという人もいます
なので、日本は絵は売れないのではなく、価値を知ってもらう活動をしていけば買っていただけるお客さんに出逢えるという事ですよね
そして、私が今までリアルで活動してきた場所というものが飲食店でした
ギャラリーでもないお店で絵が売れる⁈
私は絵を人に見てもらう活動としてまず選んだ場所が飲食店でした
それは私の職場でもあったからもありますが…飲食店を開いている方たちが周りにいた事も理由の一つです
そして、まず私はお店に絵を一枚飾ってもらえるかを聞いて周りました
居酒屋、カフェ、喫茶店、バー、ラウンジ…などなどです
確かに営業は必要です…
相手から頼まれることは最初はまずなかったですが…
ただ、聞いて周っていくと徐々に飾ってもらえるお店も増えていきました
その時、絵を飾ってもらうお店には必ず顔を出して食事をしながらオーナーさんと話します
相手も快く相手してくれるのですが、応援に近かったと思います
そして、会話が弾む頃には常連さんも集まってきて絵の話になるんですよ
あれはどんな気持ちを描いたの?
あのライオンは何を考えてるのかな?
とかいろんな話になります
やっぱり、日本人は絵に興味がないんじゃなくて、環境がないだけなんだと…
身近に絵に触れられる環境が…
そして、そうこうしてるうちに、絵が売れていきます
私の話も聞いた上ですが、どこに飾ろうかとか嬉しそうに話しているお客さんも印象的で…
お店側も飾るモノを求めている⁉︎
絵を身近に感じてもらえる場所が何より大事だなと実感していますが
お店側もお店を彩る何かを探している方が多いと感じました
ある人はスラッグや、ある人はお花を飾っていたり、陶器だったりします
その中でポスターを額に入れて飾っている方もいたので、何か求めているのは明らかです
自分のお店に何か飾りたいという方は多いんですよ
そこに絵画という手軽ではない物を飾ってもらえるかどうかですが…私の経験では
ギャラリーカフェみたいな出店料がかかる場所以外
つまり、喫茶店、カフェ、バー、小料理屋さん、ギャラリースペースがない所は快く飾ってくれます
タダで飾らせてもらって、売れたら手数料を払うぐらいでした
実際、その後、知り合いとお店(カフェ)を開いて自分の絵や、他のハンドメイド作家さんのピアスや、織物、スラッグなどを飾って販売していましたが多くの作品が売れていたのが衝撃でした
お客さんも探さないと出逢えない作家さんたちと楽しそうに会話していたのも印象的でしたね
つまり、お客さんも何かしらを求めているという事です
このやり方はお店側と描き手側と、お客さんを結ぶ幸せなことしかないやり方です
お店の雰囲気と飾る絵がマッチしていれば作品は売れるんですね!
しかし、頼む場所を間違えると作品が雑に扱われるので注意が必要です
なので、注意が必要なお店の特徴をまとめました
喫煙が可能なお店
これは絵に匂いが移る、汚れる可能性大です!
額に入れていたとしても、販売した時に額に匂いが移っていたら販売しにくいですよね…
あなたの絵の価値が下がらないようにするためにも絵を汚す可能性がある場所はやめておいた方がいいですね
オープンキッチンで油が飛びそうなお店
お店側が購入してくれるならいいのですが、販売前の絵に油が飛んだらヤバいですよね
直接飛ばなくても空間に油が充満している所とかも気をつけた方がいいです
いくらコーティングしても、額をつけても、匂いは取れない可能性があります
こちらも、喫煙と一緒で匂いに敏感になる必要がありますね
そもそも、オーナーさんが絵に興味がないお店
絵を飾っていただくにはお店側の協力や、理解も必要になります
扱い方やどういう場所に飾るのかを説明しておく方がいいです
絵は日光に当たると色褪せの原因になったり、絵を傷める可能性があるからですね
なので、お店側がそこに興味もなく雑に扱われると売れるものも売れません…
お店の雰囲気がそうならお客さんもお店に合う人しか集まらないので無理に飾ってもらうのではなく、次にいきましょう!
まとめ
今回はちょっと変わったやり方の飲食店での展示、販売、についてでした
今まで私は他の絵描きさんが販売してきた方法とはちょっと違った場所で販売してきました
それは飲食店に強かった事でもありますが、お店で販売してきてすごく感じるものがあります
それは、お客さんは絵に興味がないわけではなく出逢っていないだけという点です
なので、私たち描き手がアートを身近に感じてもらえる環境を作る事がもっと必要だと感じています
私はやっと、インターネットの世界に飛び込みましたが、それも含め、リアル世界と、インターネットの世界をどう組み合わせてお客さんに絵を身近に感じてもらえるのか?を模索しています
まだまだ考えて行動する必要はありますが…
もし、いい方法が見つかったら、また改めて報告させていただきますね
それでは、また!
お読みいただきありがとうございました