[好きなことを仕事に]3つの闇が私を絵描きにした話

こんにちは！noraです

今回はちょっと……

重い話も含みますので読みたい方だけ読んで頂けたらなと思います

 

 

あなたが今苦しいことや、辛い事に覆われているのなら

 

あなたの本当のやりたい事をしていく事が一番の救いだよ！と言いたい！

 

 

私の過去が少しでもヒントになれば幸いです

 

 

幼少期の記憶

 

私の幼少期は決して楽しいものではありませんでした…

 

楽しかった事もあったのだと思いますが、私の記憶には恐怖しか残っていません

その記憶とは

 

父からのしつけ、母からの心無い言葉でした

 

人は楽しい事よりも辛い事の方が記憶に残ると言われますが

まさにその記憶が残っています…

 

 

 

毎回続くしつけと、母からの罵倒

 

「あんたなんて産まなければよかった！」

 

この言葉は今でもフラッシュバックしてきます…

 

 

 

私も幼いながらにいっそのこと、消えてしまいたいまで考えるようになりました

 

 

父が帰ってくるのを布団の中で怯えていたのを覚えています…

 

 

 

そんな中、何かの気まぐれか？母がスーパーで売っていた

塗り絵を一冊買ってくれたのです

 

 

 

私には兄がいますが兄も漫画を描く事が好きでした

 

その影響もあって私も小さい頃から絵を描く事だけが生き甲斐でした

 

 

そして…

 

 

その日から塗り絵を塗り始めて初めての感覚に襲われました

 

 

 

心が弾むような、ドキドキ感、ワクワク感…

 

 

 

説明が難しいですが、色とりどりに塗っていく感覚がもたらす世界…

もう虜になりました

自ら色を塗った世界が輝いている…

今までの真っ暗な闇の世界から見えた色とりどりな光みたいに…

 

 

 

同時にズタズタになっていた心が癒やされていくような感覚にもなりました

 

 

現実は変わらないのに変わる世界

 

その頃からなんとなく、絵を描く仕事がしたい…

 

 

そう想うようになりました

 

現実は父のしつけは変わりません、なのに私の心は変わっていました

 

 

 

将来に光を見出す事ができたからなのだと思います

 

 

 

そこからはおとなしく、存在感を消しながらひたすら色を塗りました

 

 

塗り絵が無くなったら自らキャラクターを模写してまた色を塗って…

 

 

 

それだけで幸せでした

 

 

 

今思えばその経験が絵描きになる原点だったのだと感じています

 

 

 

 

やっと親元から離れて自由になったと思い込んでいた頃

私は高校卒業後、就職しました

 

両親とも離れ、やっと自由になれた！

 

 

そんなワクワク感に期待した未来がありました

 

 

でも現実は甘くない…

 

 

どういうワケか、私は一番苦手な職場を選んでしまったんです…

 

 

 

それはアパレル業でした

 

 

今まで抑圧されながら生きてきた人間にはコミュニケーション能力なんてなかった…

 

 

人とうまく話せないのに、服を売るなんて…

当然お客さまも不思議がります

声をかけることすらできないのだから…

 

 

そして、怒られる日々に、出来ない自分にだんだん心は病んでいきました

そして、一年後とうとう限界がきて意識がもうろうとした時…

 

 

 

 

 

 

私はまた絵を描いていました

 

 

 

その瞬間、私の心をまたも絵が癒してくれました

その時感じた想い……

 

 

 

絵描きは人を癒す事ができる

 

 

自分自身もそして、それを見てくれる人たちも…

 

 

 

 

私は生涯絵を描く事を決めた瞬間でした

画家になるきっかけは…冷蔵庫でした

 

絵描きの旅に出ると決めた時にやってくる闇

ようやく絵も販売できるようになり、お金も貯めて

次の目標に動き出そうとしていた時でした

 

 

また苦しめるトラブルが起きます

 

 

それは父の借金が発覚した事

 

 

それは最悪な状況でした…

 

 

父も仕事を辞めていて、母も働けない体…

 

兄も父のしつけで失踪していると聞かされて…

 

 

かろうじて払う能力があるのは私だけ…

 

 

一生借金を返しながら生きていくんだと…

もう旅にも絵描きになる事もできないんだと…

 

 

内心、夢を諦める方に傾き始めていました…

 

 

もう…どうでもいいや

 

 

そんな気持ちが私を支配していきます

 

 

 

そしていろんな事がどおでもよくなっていた私は

 

 

その当時働いていたバーのお客さまに今まで起きた事を話してしまいました…

 

 

身内のことを話すなんて恥だと思っていた私は

唐突に恥ずかしさと情けなさが襲ってきました

 

 

 

言ってしまった…どうしよう…でもどうしようもなかった

心は誰かに助けて欲しかった、聞いて欲しかった

 

 

そう叫んでいたから…

 

 

そこから転機が訪れます

 

 

 

お客さまから弁護士さんを紹介していただいたり、周りのお客さまも

気にかけてくれたりして…一人じゃないんだと…

 

 

勇気を振り絞って話した事でどんどん事が解決する方向へと進んでいきました

[画家になるために…]上手くいっている時ほど魔物がいる

 

 

そして私の貯金も底をつき、本当の0からスタートです

 

 

 

でも心は何故か折れなかったんです！

 

私は不幸だとも思えなかったんです！

 

 

これから先、何が起きてもやれる自信がついたから…

 

 

そして私は今旅に出て絵描きをしています

 

 

闇を持つ人は強い！

 

私は今まで育った環境で、生まれたその日から運命が決まっていると思っていました

 

 

生まれてきた事、この環境で耐えないといけない事、何より逃げられない事…

 

 

確かに変えられない事もあります…

 

 

 

 

だけど、この環境だったからこそ、絵描きになれたのだと思います

 

 

 

そして、未来は変えられる

 

 

 

私は絵を描く事で自分を保ってきました

 

 

だからこそ、絵を描く素晴らしさや絵を描く仕事ができる今がとても幸せです

 

 

 

本当の意味での自由

お金でしょうか？出世でしょうか？それとも過去を忘れる事でしょうか？

 

 

私は鳥カゴにいれられたような生活でした

 

 

でもそこから羽ばたく事ができた今

自分の好きな事、やりたい事を夢中でやる事が本当の自由だと想っています

 

 

誰のせいでもない、過去も変えられない

 

そんな過去もしっかり受け止めて、その気持ちも含めながらやりたい事をやる

 

 

 

 

そしたら辛い経験も為になったなって想える日が来ます

 

 

 

 

現に私は辛い過去から生まれた夢が絵描きでした

 

 

そして、人生が変わって自由になり、今があります

 

私は今、ひそかに今明るい未来を見ています

 

あなたが辛い事、悲しい事を受け止めて好きな事をやる時が来る

 

そんな未来です

 

 

そしてそんな人たちを増やしたい！もっと言うと飲みにいきたいです笑

 

 

辛い過去は未来を輝かせるものです

 

 

 

私の過去の経験が何かのお役に立てていたら幸いです

 

最後までお読みいただきありがとうございました

 

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