[基礎の基礎編!!]大事な線や絵を描く時に力んでいませんか?

こんにちは!noraです

 

 

絵を描く時にまず始められるのはデッサンを描く事ではないでしょうか?

 

 

そして、そのデッサンを描く時に使う鉛筆(又はシャープペン)で描く方が多いと思うのですが

 

 

今回は基礎の基礎!!

 

鉛筆の持ち方と絵を描く時に筆の持ち方について書いていこうと思います

 

「え?そこから?」と思われるかもしれませんが…

 

 

初めて絵に挑戦する方は

 

デッサンする時、描きたい絵を下書きする時などに

 

上手く描けなかったり、線がうまくひけないという意見をよく聞きます

 

 

しかし、これは気をつけるポイントを知らなかっただけで、知ってしまえば

 

初めての方もポイントを掴めればスムーズに描けてしまうと思うんです

 

筆や鉛筆の持ち方、そして手の力の入れ方が変わるだけで、線の質がぐんと変わります

 

 

描くことの心地よさ、長時間描いても疲れない感覚

 

さらには「思うように描ける!」という感覚にもなれる!

 

なので、今回は初心者さん向けの基礎編として今回記録に残しておこうと思います

 

この記事を読んで、絵を描く事をもっと楽しくしてしまいましょう!!

 

 

絵を描くと文字を書くの違いとは?

文字と絵を描く時の違い画像

普段私たちは文字を書く事には慣れていますよね

 

ノートに書いたりメモを取ったり…

 

そして、文字を書く時、鉛筆(シャープペン)を強く持ったり、短く持ったりしていませんか??

 

 

実はその「文字を書く」感覚のまま絵を描こうとすると

 

 

 

線がガタガタになったり、うまく描けなかったり、手が疲れたりします…

 

 

 

文字は「意味を伝えるための記号」ですが、絵は「形・空気・リズムを描く表現」です

 

 

だからこそ、絵を描く時はちょっと違う持ち方というのが大切なんですね

 

 

絵を描く時のおさえておきたいポイントは?

形の取り方画像

 

 

絵を描く時に最初に大事になってくるのが「形をとること」です

 

 

これは絵を描く上で土台になる部分ですね

 

 

たとえば、猫を描くとします

 

可愛い目、ふわっとした毛並み、耳の角度、足の長さ…

 

 

それらはすべて、最初に「形をとる」ことで決まってきます

 

でも、力が入ったまま描くと

 

線がガタついたり、必要以上に手を動かしすぎてしまって、なかなか思った通りにいかないことも…

 

 

 

そして、さらに描いた形に影をつけたり、色を塗ったりして絵を作っていきます

 

なので、その形が歪んでいたりしたら完成する絵も歪んだままで仕上がってしまいます…

 

 

そうならないためにも、まずは絵は形をとる事がまず大事!と覚えておくといいかもしれません

 

 

そして、その形をとりやすくするのが鉛筆の持ち方。

 

持ち方だけでかなり変わってくるのでおさえておきましょう!!

 

 

スムーズに描くための鉛筆の持ち方

ペンの持ち方参考画像

まず前提として文字を書く時のような力はありません

 

反対に優しく持ちます。指は添えるだけと言ってもいいぐらいな感じです笑

 

 

そして、鉛筆を持つ位置にも気をつけて欲しいのですが

 

文字を書く時は下の方を強く握るような持ち方でした

 

絵を描く時は鉛筆の真ん中、上辺りを優しく持つイメージです

 

 

 

描く時の軸はヒジか肩を動かすイメージで

絵描き参考画像

そしてもう一つのポイントは手首ではなくヒジ、肩を軸に腕を動かすという事です

 

そうすると、

線を描く範囲が広くなります

 

 

どういうことかというと、文字を書く時は手首を主に動かして書いていませんか??

 

実際紙に書いてみるとわかるのですが

 

絵を手首を動かして描こうとすると描く範囲が狭くなってしまいます

 

 

例えば、○を描きたいと思って手首を動かすのと、ヒジを動かすのでは描ける範囲が違いますよね

 

 

デッサンや下書きは初めは大まかに描いていきます

 

その時に膝や肩を動かす描き方であれば、力がいい具合に抜けて

 

きれいな曲線が描けたり、長い線が描く事ができます

 

 

これは、広い面を塗る時にも必要になるポイントです

 

 

「手首ではなく、ヒジ、肩を動かす」

 

是非覚えておいて欲しいポイントです

 

 

広い面に色を塗るときの持ち方も優しく持つです

 

線画を描いたら次は影をつけたり色を塗っていきますよね

 

ここではまず背景や、広い面を塗る場合の事をお伝えしますね

 

 

背景色を塗るときの、持ち方についてもお話ししていこうと思うのですが

 

例えば、広い面を塗る時って筆を寝かすとか言われたことはないですか?

 

 

つまり広い面を塗る時は、筆の面を活かして塗ることがポイントなんですね

 

そして、ここでも筆の持ち方は優しくです

 

 

広い面は特に筆を立てたり、力を入れすぎると

筆跡が残ったり、色にムラができたりしてしまう可能性があります…

 

 

 

デッサンと同じようにヒジや肩を動かすイメージで滑らかに腕を動かしましょう!

 

そうする事で

 

面でふわっと色を置くことができて、グラデーションや自然な色の広がりが生まれやすくなります

 

 

 

道具に合わせた持ち方も大事

細い筆を使う画像

筆や鉛筆の種類によっても持ち方は少しずつ変わります

細くて長い筆 →この筆は描く場所によって持ち方を変えます

 

例えば短い毛並みを描く時は筆先に近い部分を持って筆がブレないようにします

 

②反対に長い毛並みを描く場合は筆の中間部分を持って滑らかな線が描けるようになる優しく持ちます

 

このポイントを掴んでおけば自由自在に毛並みを表現できますよ

 

 

 

太い筆 → 力を入れすぎないよう、軽く握って「乗せる」ように使う

 

平筆や、刷毛などの幅の広い筆を使う時は主に背景を塗る時や、コーティングをする時に使います

 

その時に筆を立てずに寝かしながら膝や肩で動かすのが方です!!

 

決して力を入れずに滑らかに…ですよ!

 

 

 

 

細密な描写の時 → 筆を少し立てて、指先の繊細な動きで調整する

細くて長い筆とも重なりますが、細い線や、目を描く時なども筆先に近い部分を持って小刻みに動かしながら描いていくのがポイントになります

 

 

大まかにいうと…

 

 

  • 広い面は力を入れず筆の中間部分を持つ
  • 細かな描写は筆がブレないように筆先の近くを持つ

 

「筆の性格」に合わせた使い方も覚えていくと、どんどん自由に描けるようになっていきますよ

 

 

 

最後に…デッサンや色塗りは持ち方でかなり変わります

 

絵を上達させるためには構図や、基本的な絵の描き方とかに目がいきがちですが

その前の鉛筆、筆の持ち方というのは絵の出来をかなり変えてくれるポイントです

 

 

 

手が力んでいると、絵もどこかぎこちなくなってしまったり、思い通りの線が描けなかったりと…

 

 

その力の使い方で表現の幅もかなり変わってきます

 

 

描けないのは、センスがないからじゃないですね

 

 

描けないのは、手が動きにくい持ち方になっているだけかもしれません

 

 

だからこそ、今のうちに「描きやすい持ち方」を知っておくと

 

これからの絵がグッと描きやすくなっていきます

 

ぜひ、今日から少しだけ取り入れてみてくださいね

 

絵を描く時の鉛筆、筆の持ち方を意識する

 

 

たったこれだけで、あなたの線が変わっていき、もっと描ける絵が増えていくと思います

 

 

それでは、今日はこのへんで。

 

楽しく絵を描くためには基礎は大事ですね!!

 

最後までお読みいただきありがとうございました

 

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