こんにちは!noraです!
独自の絵が見つからず悩んでいませんか?
ここは私もずーっと見つからず十数年悩んできました…
そして、今の絵の描き方を見つけて独自の絵になったのはつい最近のことです
では、どうやって独自の絵を見つけたかというと、旅に出てみた事がキッカケでした
旅に出たら見つかる!というわけではないですが、旅で起きたさまざまな自分に対する変化や、環境が大事だったと感じています
今回は、そんな私が旅で独自の絵や、世界観を見つけた経緯をお話ししたいと想います
これは旅に出なくても充分見つけられる方法だと想います
まだ独自のタッチがない、世界観が見つからない…
そんな方の参考になれば幸いです
旅で感じたさまざまな変化
旅に出たのは私が40歳になる頃です
兼業の飲食店も閉め、キャンバスと絵の具、画材一式を持って旅立ちました
そこで、旅で最初に感じた事はいかに狭い世界で生きていたんだろう…という事
世の中にはまだまだ見たことない、経験したことのない景色、物、雰囲気があって、日本ですらこんなに感じるので世界はもっとすごいんだろうなと想いつつ旅をしてました
ここで言いたいのはもっといろんな事に触れる機会を増やした方がいいと思ったこと
私たちは今の生活の中で何かを見出そうとします
しかし、そこでは見つからないから悩んでしまう…
だとしたらプチ旅行でもいいから行きたい場所に出てみると意外な自分に出逢う事ができるかもしれないです
ここで大事なのは一人で行く事です
友達同士だとそのコミュニティだけで終わってしまう可能性がありますからね
新しい機会は一人の時が一番出逢いやすいです
私が出逢ったのは同じ一人で旅をしている人や、海外から来ていた各国の旅人さん、その地域に住んでるおっちゃんや、泊まった所のオーナー、食べに行った先の大将やおかみさん…
人見知り、ビビリにもかかわらず、旅はそんな私を解放してくれました
たくさんの人や、その人たちの物語に出逢い刺激を受け、旅というのはその場にいる人たちとすぐ仲良くなれるし、温かさに触れる事ができます
そこから自分の物語を語る事で自分を見つめ直すキッカケを作ることができるかもしれません
自分が自分じゃない感覚
そして、旅の変化として一番大きかった事は
私自身の性格?私という人間を勘違いしていた事でした
以前の私は〜だからこれはできないや、〜だからこれは無理だろうと勝手に思い込んでいました
しかし、何事も経験だ!と飛び込んでみると意外とすんなりできたりするんです
人間の思い込みって本当に恐ろしい!!!
この経験から私のできないと思っている事は思い込みなんじゃないか?と思うようになりました
もしかしたらあなたも、知らず知らずのうちにに思い込んでいる事…あるかもしれませんよ?
何もない環境は最高の瞑想
旅で沖縄の伊江島という所に滞在した時の事です
そこは小さな農業の島なのですが、島だけあって……何もないんです!
スーパーや、飲食店、コンビニはありましたが私が借りていた家からは遠すぎて…
夜になると街灯はあるものの、1メートル先も見えないくらいの暗闇になります
そんな環境で3ヶ月住んでいました
そこで感じた事は考える時間が増えた事です
周りに何かあればつい、誘惑にかられそうですが…
幸い、私の家の周りには山羊小屋とさとうきび畑があるだけで自販機の光が遠くにぼんやりある場所でした
そこで何もない環境がくれたものは自分と向き合う瞑想のような時間です
考える事の大切さ
本気で何かに挑む時や、成し遂げたい事がある場合、この「考える」をしないとうまくいきません
考えて課題を見つけて、それを修正していく…
絵の場合もここをしないとなかなか上達していきません
私は今まで描いてきた絵を眺めてはどうしていきたいのか?何か違う表現方法は?と絵と向き合う時間ともう一つ、人生の棚卸しをしていきました
どんな子だった?学生の時は?何に興味があった?熱中したことは?
私にとってこの時間を作れた事は大きな成果に繋がりました
なぜなら、ここで出てきた言葉を並べて考えるを日々やっていくと気づきも増えていきます
ああ〜〜私はずっとここに興味があったのね!と今まで何となくぼんやりしていた事がハッキリと見えてくる感覚がありました
自分のことはわかっているようでわかっていない
あなたの生きてきた中にも心にしまい込んでいる事ってありませんか?
心の奥底にしまい込んで思い出そうにもなかなか出てこない…
実はその奥底にある事が大事だったりします
私の結果は「塗り絵が好きだった」ですが、好きになった経緯や、その時に感じていた感情も思い出す事ができた
ここで大事だったのは「その当時の感情を思い出した」事です
ここで初めて、絵を描く技術や、学歴、経歴というものに違和感を感じていた事や、その理由がわかってくる
絵に必要なのは技術面だけではなく、どんな色で、どんな気持ちをのせるのか?を追求していくこと
今の私にはここが足りなかったのではないか?と気づいたんです
これは棚卸しをして、自分と向き合う時間を作る事で出てきます
今、あなたが独自の絵に悩んでいるのならこの工程を是非試してください
そして、絵に対して本当のあなたの気持ちに気づく事ができたら独創的な絵や世界観を作るキッカケが出てくると思いますよ
見つけた独自の絵を描いて感じた新たな感情
何もないという最高の場所で自分自身と向き合った時間でとうとう新しい描き方にたどり着いた私はこの描き方でどんな表現ができるのか?と試行錯誤が始まりました
毎回描く絵が変化していく様子が本当に楽しくてワクワクで…ぬりえを楽しんでいた幼少期の感情が蘇るみたいでした
そんな中、伊江島のお母さんに一枚の絵を頼まれます
失礼ですが、今の描き方を試す大きなチャンスだと思いました!笑
早速、お題をいただき、制作を始めます
そして、描いていて早々に感じた事があります
それは…
楽しい!!!なんて自由!!!と今まで感じたことのない解放感に驚きと高揚感がありました
独自の絵とはこういうことか…
以前の私だったらうまく描かなきゃ!技法はこれを使って…といろんな技術面を考えて描いていたかもしれません…
今の描き方で起きた変化は自由さと、楽しさと、何より天職だと思えた事です
改めて、絵を描く自由さを実感したお仕事でした
ご依頼の絵も無事お渡しして喜んでいただきました!
そして、沖縄生活を終えましたが大きな変化を感じた日々でした
さいごに…
私はこの旅で新たな絵の描き方、自分の絵というものを発見しました
そして見つけるために必要だったことはまとめると
- 新しい環境に触れること
(自分の思い込みや殻を破る)
- 一人になる時間を作ること
(周りに引っ張られないで自分だけに興味を持つ時間を作る)
- 自分と向き合い、絵と向き合い続けること
(棚卸しで本当に大事にしていることを見つけていく)
- 見つけた感覚を信じること
(一番近くで自分を信じてあげられるのは自分です)
結局は自問自答の日々を作る事であなたらしさというものが見えてくるということかもしれません
そして、そのための環境づくり
ごちゃごちゃした生活のまま考えるというのは結構辛いと思います
どんどん関係ないことまで考えてしまうと疲れますよね…
なので、疲れたら一人で行ける場所に行ってボーとしてください
そして、新たに出てきた感情や、感覚は直感的なものに似ています
それをあなた自身が信じてあげてください!
これはダメかも…と思わなくていいです!
まずは試してみて作り上げていく方が未来があります!
それでも、これでいいのかな…と悩まれたらご相談してくださいね
独自の絵とは自分探しの旅に似ていると思います
そして、その答えはいつも外ではなくあなたの中にあります
探して失敗してそれでもさらに見つけていく…
辛い事も楽しい事も全部ひっくるめてあなたらしい独自の絵、世界観を見つけていただけたらと思います
最後までお読みいただきありがとうございました
世界観を見つける方法は自分の中にあった!
独自の絵で販売開始!