絵が上手くなりたい!
イメージしたものを思い通りに描けるようになりたい!
オリジナル(独自)の絵を創りたい!
これは私が絵描き(画家)になる!と決めた時からずーーーと思っていたこと
しかし、どーやって独学でこれらの悩みを解消できるのか?
その当時の私は頭に浮かんだイメージをがむしゃらに描く事しか考えていませんでした
何枚も描いていたら上手くなると本気で思っていたんです!
(当時の絵はクシャクシャにして捨ててしまっていたので画像はありません…)
とにかく数をこなせば!て考えでした…
しかし、どうしても何も学んでない頭には表現の限界があったんです
もっと表現力をつけたい!
そう思い、色々試行錯誤した結果
今では複数の描き方で作品を生んでいます
でもですね…
ここまでくるのにかなりの時間を費やしてきてしまいました(約10年…)
なのであなたにはそんな時間を使って欲しくない!
ポイントを掴む事で上達は早くなる!
実際私がやってきたポイントをお伝えしようと思います!
プロから盗む⁈模写で技術を学ぶ
当時、技術も何もない私にとっての先生は誰もいませんでした
好きなアーティストもいません
- 自分の作品を作るんだ!
- 他人の真似してたら自分の作品は生まれない!
本気でそう思っていたから…
でも一向に上達せずに時間だけが過ぎていく
モヤモヤが募ります…
そうなんです!
0から生み出すには知識が無さすぎた……
で、知識も入れなければ!と思い本も買ってみるものの…
うーん、よくわからん…
読んでみてはすぐ閉じて…
読まない本が溜まっていく
自分でも学ぶ気あるの⁉︎て思うぐらいイライラしてました笑
でもある時
動物の毛を一本一本リアルに描いていく動画が偶然目に止まり
名前は覚えてないですが海外の方が描いていたと思います
描けるかわかんないけどこれ、描けるようになりたい!
その動画を観た時、アドレナリンがドバァーと出た感覚で
それから毎日リアルな動物の毛が描けるようになるまでその動画を観ながら描き続けました
すると…
細い毛の描き方
毛並みの描き方
影の付け方
立体感の出し方
重ね塗りの仕方(グレース技法)
など、まだまだありますが一枚の絵でこれだけの手順があるということを知り
あんなに本を読んでも(読んでた⁉︎)入ってこなかった技法がどんどん描けるようになっていきました
(ちなみに動画では解説などはなくて、描いている動画だけだったので観て覚えた感じです)
他にも絵の具でいろんな試し塗りをしたり、試行錯誤は続きましたが
描ける絵が増えていきました
↓その時学んだ描き方です
模写で鍛えられることとは?
そしてもう一つ鍛えられたな!と思ったことは
観察力です!
絵の練習する時、見た形をそのまま描いていくのは意外と難しいことだと痛感していました
最初の頃は一点集中!て感じで描きたいところだけを集中して見ながら描いていたんですね
そうすると後で全体の絵を見た時になんか歪んでる⁈てことが多々ありました…笑
でも形を捉える練習をしていくうちに観察力というものが育っていきます
他にも葉っぱの色の違いとか、光の当たり具合など
今まで気にしていなかった部分にまで目がいくようになる
全体のバランスが見れる目が養われていくんですね!
描きたいものを見本にする
そしてもう一つ上達が早かったなーて思う時って
好きなものを見本にして描いている時でした
私の場合、動物が大好きで、特に目!
あのキラキラ輝く瞳を描けるようになったら…とか
特に興味もないものを模写しても楽しくないし、飽きてしまいます
好きなものを描くって諦めずに描き切る事が出来た
そして、気に入らないと気にいる絵になるまで探求する
どこが悪くてどこが上手く描けているのか…
上手く描けていない所を練習する
そしてまた新しく描いていく
ここは諦めない気持ちと多少の努力が大事になってきますが
それの繰り返しで描ける絵も増えていきますよ!
プロの絵を観て技術を盗む
どうしても独学で絵を描き続けると、決まったパターンの絵になりがちです
それを深掘りして追求していくのはもちろんいい事なのですが
新しい技を取り入れるという部分では成長が止まってしまうと思うんです
そこで、私は何でもいいからいろんなジャンルの絵を観にいきます!
美術館でもいいですし、ギャラリーでも散歩していろんな景色を観に行くでもいいと思います
そこでただ観てすごーいじゃなくて、いろんなタッチを盗みに行く感覚で観に行きます
世の中にはいろんな手法で絵を描かれている人がいますよね
自分にはこの発想なかったなーーー!!この色の組み合わせ斬新!など
新しい感覚を味わう事で次の絵に活かされていく
景色もそうですが色の組み合わせ、光の当たり方、自然を観ることでも
刺激が多いなと旅をしてて感じます
なので絵を描いてちょっと行き詰まったなって思ったらプロの作品
同じ画家を志す人の絵、自然を観にいくことをお勧めします!
気分転換にもなるし、新しい感覚を持ち帰ってまた絵に集中できますよ
まとめ
私は独学で独自の絵を描けるようになるまでとんでもない時間がかかりました
それは自分一人で全てをやろうと思っていたからだと思います
そこから考えを変えて
時には人から技術を盗み、自分の絵に活かす事によってどんどん絵は上達していきました
真似ることは独自の絵を描く事ができる第一歩だと思っています
そこからいろんな組み合わせをして自分にしか描けないタッチができるようになる
しかし
どうしても自信がない時期に他人のすごい絵を観てしまうと
- すごいなーー…
- やっぱり私にはできないかも…
- この人には才能あるから描けるんだ…
など落ち込んでしまう事もあると思います…
でもですね!
最初はみんな描けない所から始まってると思うんです
なので、その才能があるであろう人も他人の作品から何かを盗みながら
独自の絵が出来上がっていったんだと思ってください
隣の芝は青く見える
そんな言葉がありますが絵描きは十人十色
芝が赤くたっていい!
そんな感覚であなた自身の魅力的な絵を是非とも創っていってほしいと思います!
長々と失礼しました!
最後までお読みいただきありがとうございます!