売れそうな絵を描いても売れない私の失敗談でわかったこと

 

こんにちは!noraです

 

あなたはどんなモチーフを描いている時が楽しいですか?

 

 

私は主に動物を描いているんですが、それは

 

人よりも動物の目の輝きに惹かれたという理由からです

 

 

 

しかし、昔は迷走しました…

 

 

 

 

動物画を描いて本当に買っていただけるのだろうか?と不安になったんです

 

 

その理由は…

 

 

動物の絵は売れないよ

 

 

そんな、根拠もない言葉にまんまと騙されてしまっていたのです…

 

 

 

不安な時に他人にこれは無理でしょって言われると

何でこんなに不安になるんでしょうね?

 

 

たぶん自信がなかったんだと思いますが不安でたまりませんでした

 

 

 

だから売れている絵を見ては真似してみたり…

私なりに同じ技法を使ってみたり…

 

 

 

なので、違う絵も描きました

 

人でも、景色でも何でも…

 

ありとあらゆるモチーフを描いて見てもらいました

 

 

 

でもそれは結果に繋がるはずありません…

 

 

 

そんな私の失敗談を元に絵で迷走してしまった時の解消法をお届けしたいと想います

 

 

 

売れそうなだけで描いた絵は楽しくない

絵を描く写真

当時は飲食店に飾ってもらうを目標に絵を描いていました

 

 

それは私が当時、飲食店で働いていたのもあって身近な所だったんですね

 

 

 

おかげさまで飾ってもらうお店も増えて

徐々に自信がついてきた頃に言われた一言で迷い始めます…

 

 

それは

 

 

 

リアルな動物の絵は飲食店向きじゃないよね!

そのたった一言です…

 

 

 

 

その方は本当にそう思ったのか、勢いだったのかはわかりませんが

その一言で私の心は揺さぶられたんです…

 

 

 

そして、なぜかその時に何の疑いもなく納得してしまって…

 

 

 

それは絵描きの経験が浅いこともあったかもしれません

 

 

確信が持てない事に簡単に揺らぐ私の気持ちに腹が立ちました

 

 

 

でも、不安だから動物以外もと、描いては見せてと行動はするものの…

 

 

全然楽しくない!!!

 

 

描きたいと思わない絵を描いて、売れるかもわからないモチーフを描いて

ストレスばかり溜まっていきました

 

 

売れそうだからといって売れるわけでもないのに何描いてるんだろう…とまで想いました

 

 

 

むしろ、感情もない絵なので売りたくもなかったです…

 

 

実際には売れはしないのでいいのですが…

 

大事な事は世間ではなく自分の興味あるもの

旅の写真

絵を描く楽しさを失った私はもうどうすればいいのかわからずにいました

 

 

まさに泥沼です

 

 

 

抜け出したいのに抜け出せない

 

 

 

モチーフを選んでも本当にこれでいいのかと迷いが出る

 

 

 

迷った絵はブレブレの絵になりしばらく描けずにいました…

 

 

 

そんな日々にある出来事が起きます

 

 

飲食店のマネージャーとして働いていた時

 

 

いいか悪いかわからなかったけれどライオンの絵を飾っていました

 

 

 

 

どうしてもこの絵だけは…という気持ちと

言われた言葉に反抗する気持ちもあったからかもしれません

 

 

 

力作だったし、想いも詰まっていたのでどうしても見て欲しくて…

 

 

 

そんな時、購入したいと言ってくれたご婦人が現れました

 

しかも、その方は私が今まで販売していた金額の何倍の金額で…

 

 

 

え?

 

 

 

 

 

なんで?

 

 

 

 

 

状況が呑み込まずにいた私にさらに、オーダーでもう一枚とご依頼が…

 

 

 

その方いわく、ライオンはキリスト教では大事な存在なのよ…

 

 

クリスチャンのその方は教会にもと、もう一枚頼んでくださいました

 

 

 

その絵は私が落ち込んだ時に家でずっと眺めていたものです

 

 

なので、思い入れはすごくありました

 

 

 

その絵に気持ちが入っていたからこそ、お迎えされた…そう思いました

 

 

 

 

飲食店でも何でも、見てくれている人がいて、それを気に入ってもらうことに

場所なんて関係なかったし、モチーフで飾っちゃいけないとかもなかったんだ!

その時、強く強く想いました

 

 

 

 

 

と、同時に

私が悩んでいたものは何だったんだろう…とその時痛感しました

 

 

 

描きたいものを選ぶ

絵の写真

描きたいモチーフを選ぶ理由としては一番は

 

 

 

気持ちが入る

という大事な要素です

 

 

何でもそうですが、気持ちがこもっているものと単に売れるからというものと

 

 

あなたはどちらを選びますか?

 

 

一杯ずつ丁寧に入れたコーヒーとオーダーが入ってから温めるだけのコーヒー

 

 

 

同じコーヒーでも気持ちが入っているものは美味しいです

 

 

さらに、その過程もあるからなおさら美味しく感じますよね

 

 

 

なので描きたいものを描いていくとそこに感情が入ったり想いが入ったりする

 

 

 

 

その想いが伝わって、見てくれる方がいたり、購入されたりする出逢いが起きるんです

 

 

 

なぜ、売れそうな絵を描いても売れないのか?

それは

 

 

 

文章でも絵でも感情は伝わります

 

 

 

逆を言えば売れそうな絵を描いても感情がなければ伝わるものがないということ

 

 

 

 

本当に好きなもの、描きたいと思うものを描いた方が気持ちが伝わるということです

 

 

 

私たちは絵を通じて感情を伝える事をしています

 

 

 

なので、売れる絵はその感情が、表現が、描き手の気持ちを伝える絵になっている

ということでもあります

 

 

 

私が失敗していた事は描きたいモチーフを選んでいなかったところにあります

 

 

 

当然ですが、技術だけでは絵は売れません

 

 

 

私が好きで描きたいモチーフを選んで描いてから状況が変わったなと実感しています

 

 

 

それだけ気持ちという不確かなものは伝わると今では想う事ができました

 

 

 

自分が感動するものを選ぶ

ヤドカリに感動した時の写真

 

私が最初に救われた事は人間を信頼できなくなった頃です

 

 

 

その時の、落ちた気持ちや死んだ目をしていた私に何気なく寄ってきてくれた飼い犬でした

 

 

 

その子の目は光輝いていて(涙目に近かったかもしれない)…

 

 

 

こんなに澄んだ目で癒してくれた事に感動したのを今でも覚えています

 

 

 

その動物の目の輝きや、気持ちを表現したいと…

 

 

 

そこから私は動物の目の輝きに惹かれて描き続けています

 

 

本当に大事だった事は

その感動をどう伝えるのか?共有してもらえるのか?だと想っています

 

 

 

 

そのためにはまず自分の気持ちに向き合うこと

 

何に感動して、何が好きなのか?

 

伝えたいものはどういうものか?という事を考えていく事です

 

 

 

とは言っても何でも描いていいの?

絵を描く写真

私の想いは

あなたが気持ちを込められるものなら何でも描いてもいいです!

 

 

 

買っていただくという事はあなたという人間がどんな気持ちで描いたか

という背景も知って購入していただけます

 

 

 

 

だからこそ、周りがどうのこうの言われたって関係ないと想うようになりました

 

 

 

なので、好きに描いてください!

あなたの気持ちをぶつけてください!

その結果が他人(ヒト)には伝わります!

 

 

決して世間ではなくあなたの常識に従ってください

それが私が失敗した後に思った事です

 

まとめ

 

絵を購入していただく事は決して技術だけではありません

 

 

上手いからといって購入されるわけでもないです

 

 

だからこそ、売れそうな絵は結局一発屋みたいなものだと思いました

 

 

その後の活動には意味をなさない事だと…

 

 

 

だったらあなたの気持ちを深掘りして、描きたいモチーフを選ぶことこそ

 

 

本当に購入後、感謝してもらえる絵だと想います

 

 

 

好きなモチーフを選ぶ

 

感動したものを描く

 

私は迷走して遠回りしてしまいましたが今では確信できます

 

 

好きで描いた絵は他人に伝わる

 

 

その事を心に刻んで迷いが少なく済むように願っています

 

 

何か不安に思われる事があれば教えてください!

心よりお待ちしています

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました

絵を購入されるお客さまの3つの特徴

 

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事