
こんにちは!noraです
あなたは何に絵を描いていますか??
以前、アクリル絵の具の特徴は紙や、キャンバス以外にも描ける事をお伝えしました
その中の一つに皮や合皮に絵を描くというものがあります
そして、今回は有難いことにスニーカーに絵を描くご依頼をいただきましたので、描く前の下準備や、使う画材、完成までの流れを書いていこうと思います
これをマスターして新たな年にあなたが描いたオリジナルスニーカーでおでかけしてみてくださいね!
目次
ところで、どんなスニーカーに描けるの?
SNSではよくNIKEのスニーカーにペイントする動画を見た事ありませんか?
これは海外で流行ったものが日本にもきてるんですが確かにNIKEのエアフォース1は実際、カスタムしやすいと思います
しかし、ペイントできるスニーカーはNIKEだけでしょうか?
私がペイントしてきて描きやすい素材の靴をまとめてみました
革製の靴 レザーシューズや、ブーツ
合皮の靴 NIKE、adidasなど
キャンバス地 コンバース、バンズなど
ペイントするにはツルツルした表面がフラットになっているスニーカーがおすすめです
そして、皮や、合皮などは表面がコーティングされています
なのではじめににある液で余分な油分を拭き取る工程から始めていきます!
この工程をしていないと、絵の具を塗ったとしても生地に絵の具が定着せず、剥がれたり、ひび割れしたりなどトラブルが起きるので注意が必要です…
それでは今回はadidasに描いていく工程です
- スニーカーの油分を拭き取る
- 色を塗らない所にマスキングテープ
- 下書き
- 色の3原色を使って少ない色を用意
- 色を塗る
- コーティング
の流れです
STEP1スニーカーの表面の油分を拭き取る
まずラッカー薄め液というシンナーを使ってスニーカーの表面の油分を取っていきます
必ず換気をしながら作業してください
匂いが強いので、部屋中にシンナーの匂いが充満して気持ち悪くなります、、
ラッカー薄め液をコットンに染み込ませ優しく拭き拭きします
この時、強く拭いてしまうと表面を痛めたりするので注意してくださいね
私はどこに描くのかを決めないのでスニーカー全体の油分を取っていきました
油分は見た目では取れたかわからないと思うので目安は指で触ってみて滑りにくかったら油分が取れた状態かなと思います
油分を取ったら1時間ぐらいは乾燥させてくださいね
革製品に適したアクリル絵の具をご紹介
油分を取り除いて乾かしている間に絵の具のご紹介をしますね!
実はスニーカーや、革製品のカバンなどにペイントする時の専用の塗料が存在します
今ではいろんなメーカーのものがありますが私が今回ご紹介するのはアンジェラスペイントという海外製のアクリル絵の具です
こちらはレザーに描くことに特化した絵の具で、スニーカーにペイントする動画などで人気があります
ジャンルはアクリル絵の具なのでもちろん耐水性です!
しかも、色の種類もアムステルダムのアクリル絵の具並みに豊富なので描きたい表現別に揃えてみるのも面白いかもしれませんよ!(ちなみに私は9種類しか持っていません笑)
難点といえば、私が普段おすすめしているアクリル絵の具より値段が高いです…
たまにスニーカーに描く程度の方は色を選んで揃えた方がいいかもしれません…
(揃える色については後でご説明しますね)
STEP2: マスキングテープで汚れを防ぐ
絵を描いたり、色を塗る時に夢中になって、思いもしない所に色がついてしまう…というトラブルがたまに起きます
指についた絵の具がスニーカーについてしまったり、筆についた絵の具が飛び散ってしまったり…
そんな時はすぐにラッカーで拭き取れば取れますが、気づかなくて、絵の具が乾いた後だと生地の細かなシワに絵の具が染み込んでなかなか取れなくなってしまいます…
そうならないために、色を塗る前にマスキングテープを色が付いて欲しくない場所に貼っておきましょう
今回はソールの部分、メッシュになっている部分に貼りました
こうする事ではみ出して色がついたり、染み込んだりを防ぐ事ができますので心配な方は是非やったほうがいいですよ!
STEP3: 描く場所を決めたら下書きする
普段下書きはしない私ですがスニーカーは失敗ができないのでいつもビビります笑
特に位置や、大きさなどを把握する上でもスニーカーに絵を描く場合は下書きする事をおすすめします
最初はスケッチブックなどに描くといいかもしれません
意外とスニーカーに描くスペースは狭いと感じると思います…なので、スニーカーに描ける大きさを違う紙に書いてスニーカーに当ててみると失敗が少なくなるかもしれません
下書きは鉛筆か、シャープペンで描いていきます…しかし、あまり強く描くと生地を痛めてしまうのでなんとなくわかる程度で描いてくださいね
(今回の動画は下書きした後にアンジェラスペイントの黒を使って筆でなぞった状態から始めています)
STEP4: 色の3原色を使って混色する
先ほども言いましたが、アンジェラスペインは海外製というのもあり、少し値段が高いです…
スニーカーにペイントするとしても、色を何種類も準備するのは大変ですよね…
そんな時は色の3原色と白と黒があれば良いいです!最低5つの色があればいいです!
そして、色を混ぜればさまざまな色を作り出せるので闇雲にたくさんの色を買うのは勿体無いです…これを機会に色の3原色をマスターしていきましょう!
まずは3原色の赤、青、黄を準備します
3原色のそれぞれ2色を混ぜた色が紫、オレンジ、緑です!!そして、白や黒を混ぜていくとパステル調に出来たり、ダークカラーに出来たりします
もし、混ぜて色を作る事が面倒な方は追加で3原色をそれぞれ混ぜた色(紫、オレンジ、緑)を買っておくとラクかもしれません
多くても8種類の色ぐらいあれば幅広い色を作る事ができます!是非、実際に色を混ぜて色の変化を見てみてくださいね!
アンジェラスペイントは水で薄めない
アンジェラスペイントは普段使っているアクリル絵の具よりも粘度がゆるいです
さらに蓋を開けるとマニキュアみたいに筆も付いているんですね
なのでその筆で広い範囲をそのまま塗っても良いですし、細かな部分は細いナイロン筆で水で溶かずそのまま色を塗ることができます
STEP5: 色を塗る
色を塗る時は薄く塗るを数回繰り返してください
厚めになってしまうとひび割れする恐れがあります…
そして、色を塗って思ったのは普段使っているアクリル絵の具より速乾性があると感じました
(部屋が乾燥していたのかもしれませんが…)
特に薄く塗る場合は早く乾きます
しかし、グラデーションなどを表現したい場合は狭い範囲なら問題なく塗れると思います
下の画像参照↓これは絵が描けないお客さんが自ら塗りました!すごい!
あと一層目を塗ってみた時の感想ですが、半透明ぐらいの印象です
広い範囲を塗る場合は生地がうっすら透けるぐらい色ムラができますが、狭い範囲を塗った場合はそんなに色ムラになどは気になりませんでした
これは何層も重ねていけば解消される事だと思うので色ムラが気になる方は乾いてから2、3回塗り重ねていくといいですね
スニーカーには色が塗りにくく、避けて欲しい部分があります
ソール
なかなか絵の具が定着しません…あと、地面に近い所はコーティングしても摩擦でだんだん剥がれてしまい汚い見た目になります
メッシュ、布の部分
絵の具が馴染んでしまって思い通りに描けない可能性大です
予想以上に染み込んでしまいますし、綺麗な線は描けないです
今回の絵はポップな感じで仕上げています
ここで描き方を追加しようと思ったのですが長くなってしまうので、サルの描き方はまた別の機会に(汗…
STEP6: フィニッシャーでコーティング
最後にアンジェラスが出しているフィニッシャーという液を筆で薄く塗っていきます
これはキャンバスや木製パネルに絵を描いた後に保護剤として塗るバーニッシュと同じ役割です
スニーカーを買った時には合皮や、革の場合、ほとんどコーティングされています
これは傷や、スニーカーの生地を保護する役割で塗られています
最初に絵を描くスニーカーについている油分をラッカー薄め液で取り除きましたよね
なので、絵を描いたり、色を塗った後は大事な絵が傷つかないように最後に保護剤を塗りましょうということです
そして、フィニッシャーにもバーニッシュ同様、ツヤの種類があります
- マット
- サテン
- ノーマル
- ハイグロス
どれも、光沢があるタイプで、ツヤを全く出さないものはなかったです
そして、アンジェラスペイント自体も光沢を持っていますので、アクリルガッシュのようなマットさは出ないと思った方がいいかもしれません…
塗る工程ですが、水で薄めずにハケや、平筆、面の広いタイプで薄く塗っていきます
これはキャンバスにバーニッシュを塗るやり方と同じですが、薄く塗るのがコツです!
薄く塗る工程を2、3回繰り返せば完成です
(繰り返し塗る場合は必ず乾燥してから重ねてくださいね!)
まとめ
今回はスニーカーにペイントしていく工程をお伝えしました
- スニーカーの油分を拭き取る
- 色を塗らない所にマスキングテープ
- 下書き
- 色の3原色を使って少ない色を用意
- 色を塗る
- コーティング
絵が描けるようになるといろんな物をオリジナル商品として作る事ができます
そして、何より自分の好きな絵を履いたり、持ち運んだりできる事はキャンバスに絵を描く以外の楽しさや、ワクワク感を感じますよね!
今回、アンジェラスペイントという新しい画材をご紹介しましたが、スニーカーや、カバン、皮財布などのアイテムに絵を描きたい方の強い見方です
そして、色の作り方さえ知っていれば少ない数の色を揃えるだけで絵が描けます
絵の知識、色の知識はこういう時にも役立ちますので覚えておくと便利ですよ!
それではまた長くなってしまいましたがこのへんで失礼します
最後までお読みいただきありがとうございました