[絵描き旅]旅をしてふと、想う…素直な気持ちは無視してはいけない

 

人に批判されたくない…

 

 

 

そんな気持ちから隠れながらひっそりと、こっそりと

 

 

目立たないように、気づかれないように…

 

 

 

 

これが私が過ごしてきた子供時代でした

 

 

なので、人がやっている事、世間が正しいと言われる事を

 

疑うこともせずただ淡々とこなし生きてきた…

 

 

 

しかし、ある時からその生き方がどこか苦しい…

 

 

 

 

なぜみんなと同じことをしているんだろう…?

 

 

 

 

同じことをする事に何の意味があるんだろう…?

 

 

 

確かに周りに合わせていれば考えなくていいから楽だ…

 

 

合わせていれば非難されることも煙たがられることもない

 

 

 

 

 

でもこれが私の人生なのか…?

 

 

 

 

ふと、今までの行動に違和感を感じたのです

 

 

隠しきれない気持ち

 

昔から私はどこか変だった…

 

 

家では何をするにも親に笑われ、行動がおかしいとも言われた

 

 

周りからもどこか、変な子扱いだ

 

 

そして、みんなに何か思われる事が嫌で

 

 

1人で遊ぶ事が多かった

 

 

でも、どこか寂しい…

 

 

 

だから、一生懸命、周りに合わせる事だけ考えて行動してきた

 

 

 

でも…

 

 

 

もう、うんざりだった…

 

 

 

 

 

 

時は経ち…

 

 

 

 

 

 

18になる年、私は就職した

 

 

大学に行く道は最初からなかった

 

 

 

就職してお金を入れなさい

そう言われていたから…

 

 

 

 

またも私の意思を無視してしまった…

 

 

 

本当は…絵を描きたかった…

 

 

当時は学校に行かないと画家になれないと本気で思っていたのです

 

 

でも、学校に行くことは許されない

私は家のために働くのだ

 

 

 

そして、一人暮らしが始まった

 

 

 

 

 

そして、病む…

 

 

就職して1年が過ぎようとしていた時だった

 

 

私は病んでいた…

 

 

 

 

何もする気も起きず、何にも興味を抱かなくなっていた

寝ることも、食べることも興味がない

 

 

 

ただいるだけ、そこにいるだけの日々でした

 

 

 

 

 

もういっそこのまま…と悪い事を考えていた時

 

 

 

 

油性ペンが転がっているのが見えた…

 

 

 

そのペンを拾い指で回しながらボーとしていたら

買ったばかりの冷蔵庫の白さに釘付けになった

 

 

 

 

何か…描きたいな…

 

 

 

私の中で何かが弾けた

 

 

冷蔵庫に描いたのは竹の絵でした

 

 

抑えていた気持ちが溢れ出した

 

 

 

 

泣きながら心の中で叫んだ事は

 

 

 

 

 

絵が描きたい…

 

 

 

 

今ここで人生終わらせるなら絵を思う存分描いてから終わればいい

 

 

 

 

自分の気持ちに正直に生きよう

 

 

20歳になる頃でした

 

 

 

それから20年…

 

 

 

 

私は思いっきり絵を描く環境にいる

 

 

 

20年は色々あった

1人で超えられない壁にも遭遇した

 

 

 

でも、あの日から私は自分に素直に生きてきた

 

 

 

世間では変だ!おかしい!常識知らないの?

 

 

 

散々、いろんな事を言われてきた

 

 

 

 

でもそれでいい

 

 

私はあの時から変態になると決めていたから

 

 

 

世間からの言葉は私の常識ではない

 

 

誰だって自分の軸で考えていい

 

 

批判されたくない…そう思っていたけど

 

今、私の周りにいる人たちはその逆だ

 

 

やりたい事を思いっきりやっている変態ばかり

 

 

環境だって変わる

 

 

だから変態で楽しく自分らしく生きられる場所がある

 

 

 

自分でその場所を作る事だってできる

 

 

 

 

それが今私がいる場所です

 

 

自分の素直な気持ちに気づいて欲しい

 

 

悩んで考えて落ち込んで…

 

 

そしていつか気づく事ができたなら…

 

 

 

 

 

 

人生終わるその日まで

 

 

思いっきりやりたい事を謳歌してほしいのです

 

 

 

 

ふと、

 

 

 

 

 

川の流れを眺めながらそんな事を想います

 

 

 

そして、また私の旅はつづきます…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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