動物画を描く時のそれぞれの視点や観察の仕方 画力UP法!!

こんにちは!noraです

 

 

私は動物や、花、木をアクリル絵の具で描いていますが、動物ってそれぞれ形が違うから描くの難しいですよね…

 

 

私も何度も何度も挑戦して、今の2つの描き方ができるようになりましたが、振り返ってみると

 

 

動物のどこを見て、何に注視して描いたら上手く描けるのか…?

 

 

というものを考えてきたように思います

 

 

そこで、今回はいろんな動物たちを描く上でどこをどう観察していけばいいのか?」について書いていこうと思います

 

あなたが動物を描く時にここに注意すればいいんだ!と気づいていただけたら幸いです!

 

 

絵を描く=○○○

猫の毛描き方画像

絵を描く上で一番最初に必要になってくるのは観察力。

 

観察力を養う事は絵描きにとって結構大事ですよね

 

形をそのまま捉えて描いていく

それから独自の絵を描く、作っていく流れが一番上達すると感じています

 

 

 

料理でもそうですよね、作り方をまずは真似てみる

 

そこから、これを足せばいいかも?これは少なめで…というアレンジが加わってあなたの味になっていく

 

 

絵も基本的には絵を真似て、技法を学びアレンジしていく

 

 

 

そのための最初に養われていくのが観察力です

 

 

 

では、その観察力を動物画を描く時にどう使っていけばいいんだろう?と…

 

 

 

動物別!画力UPのための観察するポイントや、コツ

楽しく描く絵参考画像

まず動物全般に言えることですが、目の輝きを観察してみてください

 

 

 

私は生き物にとって「目は口ほどに物を言う」と思ってます

 

 

 

なので、目の形、輝き、色や光を観察することでその動物の生命力を感じてくださいね

 

 

それでは、その事を踏まえて…

 

 

まず、身近な動物と言えば犬と猫かなと思います

 

 

 

実家や家に飼っていたら一度は描いてみたいと思ったことがあるかもしれません

 

 

 

そんな犬や、猫をどうみていけばいいかというと…

 

 

 

まずは、顔の形。

 

 

犬だけでも種類でそれぞれ顔の大きさ、形が違いますよね…

 

 

鼻が長かったり、毛で覆われていたり、目や耳が垂れていたり…

 

 

その時に、その目や鼻の位置、毛の流れなどを見ていくといいですよ

 

そして、図形を当てはめてみる

デッサン苦手はこれで解決!

図形の使い方画像

 

どうしても、動物って複雑な感じに思ってしまいますが、図形を当てはめてみると単純化できます

 

犬の目や鼻は○耳は△などですね(種類によって異なりますが…)

 

そのあと、体の大きさ、足の位置を見ていく

 

 

特に難しいと思ってしまうのが足の形。

 

 

人間で言うところの肩や、ひじはどこなんだろう?と観察していくとわかりやすいかもしれません

 

 

 

こういう細かなところも観察して、スケッチブック(小さなノートでもいい)に描いておくと、いざ描く時にも役立つので、ストックは増やしておいて損はないと思います!

 

 

毛並みや質感はそれぞれ違う

 

 

さらに、動物を描く時に重要になってくるのが毛並みや質感ではないでしょうか?

 

 

 

特に、リアルに描く、写実的に描く場合はその動物の毛の質感に注目していくといいかなと思います

 

写実と抽象毛並み考画像

 

犬の場合でも、毛の流れも違いますし、質感もバラバラです

 

 

毛はその動物の特徴とも言えるかもしれません。なので、ここを表現する事ができればかなり画力的には強い絵になると思います

 

 

あとは、リアルではないけど筆で質感を出せたら表現の幅が広がります

 

 

毛並みを描く時は細筆で細かく描いていくのか?太めの筆で大胆に描いていくのか?

 

そういうことを考えていくだけでも絵に与える印象が変わってくるので、是非考えてみてくださいね

 

鳥類の見方

鳥の画像

身近にいる動物でもある鳥。

 

その種類や、色もさまざまなので、どこを見ればいいんだろう?と感じてしまいますよね…

 

 

そこで!私はいつも「羽の色、羽の重なり合い、光沢感」を意識して見るようにしています

 

 

 

私が知る限り、鳥の目は顔の側面にあります(どんな鳥でも共通している…はず…)

 

 

じゃあ、鳥の魅力ってなんだろう?と考えた時

 

 

 

鳥の色や、羽の色ではないでしょうか?

 

 

 

鳩を見ても模様が違ったり、色味が違ったりしていますよね

 

 

その鳥が持つ色を表現できたら目を引く絵になると思うんですよね〜

 

そして、羽の重なり合いで見える色も違ってきたり、光沢感を出せたらさらにリアルになります!

 

 

鳥の形や、足の位置とかも気になるところではありますが、私が鳥を見ていいな〜と感じるのは

 

 

 

色の勉強にもなるという事です

 

 

生まれ持った鳥の色はまさに自然界で生まれた色。

 

 

それを絵描きが表現できたらこんな嬉しい事ないですよね!

 

あの絶妙な色、光沢感…そんな感じで観察してみてはいかがでしょうか?

 

 

爬虫類はここを見る!

爬虫類参考画像

カエルやカメ、トカゲ、ヘビ…

 

どれをとっても形や、質感って独特ですよね…

 

 

その中でも一番描いてて苦戦する箇所といえば…

 

 

 

 

独特なウロコではないでしょうか…

 

 

 

以前ヘビを描かせていただいたのですが、時間がかかりすぎて目眩がしました笑

 

 

そして、身体のウロコとお腹の部分は違うという事が特徴でもあります

 

 

ウロコの描き方は影の付け方と、光沢感が肝になります

 

ヘビウロコ画像

 

 

 

 

そこら辺が上手く描ければボコボコした質感を出す事ができます

 

 

しかし、これは実際描いてみたら難易度は高いので、まずはスケッチから始めるのがオススメです…

 

 

 

 

じ〜くり観察して、体のうねりによって変化するウロコの形や、光の当たり具合を見ていくといいですね

 

 

 

 

さらに爬虫類を描く時は焦らない事。

 

 

時間をかけて丁寧に描いていけば描き方が身についてきます、焦ると訳がわからなくなりますからね…

 

 

 

あと、補足ですがカメを描く時は甲羅と、顔、足をパーツごとに分けて考えていくとわかりやすくなります

 

リクガメや海亀の形が違う部分があるので(特に足の部分)それを頭に入れて見て見るといいかなと思います

 

 

海の生き物は全体を見ていく

海の世界画像

 

海には不思議な生物がいますよね〜

 

 

まだ見た事がない生き物がたくさん!

 

 

水族館に行って直接見にいく事がありますが、ペンギンや、イルカ、大きな魚など見たいものがたくさんある中で

私が気にして見ているのは

 

水の中に入る光の加減と、クラゲのような透明感をどう表現しようか?という部分です

 

 

 

さらに、珊瑚やイソギンチャクなどの色鮮やかさは絵を描く時の背景に使えたりしますよね

 

 

海亀や、魚がメインで背景を彩る珊瑚たち。というような…

 

 

 

なので、海の生物を描く場合は海全体を彩る珊瑚や、岩、イソギンチャクもよく観察して見る事をオススメします

 

 

 

そして、水族館でも奥行き感を見ておくのもいいですね

 

奥行き参考画像

 

 

 

奥に行くほど暗い青で手前に来るほど明るいなど、構図を作るときにも参考になると思います

 

 

 

海の生物に関しては背景も含めて観察して見る事で全体のバランスを考えるヒントになりますよ

 

 

 

さいごに…

 

今回は身近にいる動物や、見慣れない動物でどこを見て観察していけばいいのかについてお伝えしました

 

 

観察力といってもその能力をどう使っていいかわからないと画力UPもしにくくなります

 

 

今回お伝えした注視する部分を押さえておくと、さらに物の見方や描き方も理解しやすくなります

 

 

 

  • 画力UPには観察力を養う事

 

  • そして、動物によって観察する箇所が変化していく事

 

 

一番身につくのはやはり直接見にいく事ですが、写真や、画像、そういうものからでも十分情報が手に入ります

 

足の形は?足の裏側は?皮膚の質感は…?

 

そういう感じでたくさんの動物を観察してみてください

 

 

見れば見ただけ観察力はついてきます!そして、実際描いてみる事です

 

 

最初は上手くいかないかもしれませんが、だんだん変化していきます

 

そして、その変化に気づく頃には格段に画力が上がっていると思いますよ!

 

 

なので、まずはたくさん見る事!

 

それが画力UPの第一歩です

 

 

それでは、私も散歩して花を観察してこよーと思います

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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