
こんにちは!noraです!
最近、挑戦していた
同じ構図で2つのライオンを描くをようやく描き終えました!!
前回の制作途中だった時の記事はこちら
いや〜長かったです笑
でも、改めて絵を並べてみると、同じライオンなのに
全く違う印象になりました!!
私はこの違いに自分でも驚きとなんだかワクワクするような感覚になっています笑
目次
でも、なぜ同じ構図で描こうと思ったのか???
単純に「面白そう」と思ったからです笑
以前の私は「描き方って1つに絞った方がいいのかな?」と悩んでいた時期がありました…
「写実的な描き方」と自分の中で生まれた「nora-art」という表現…
どっちも大事でどちらも無くすことができない表現です
だからこそ、今ではこの2つの表現が私自身だと思っているし
同じ構図で2種類の描き方って「見てみたい!!」って純粋に私自身が思ったんです笑
しかもこれって、描き方をいくつか持っている人しかできないことでもありますよね!
なので、2種類の絵を描いていきます!!笑
あと、学び的には
同じ構図であれば描き方の違いがはっきりわかる
そして、自分の描き方の個性を客観的に確認できると思ったんです
今回は、そんな2種類の絵を描き終えて感じた事、気づいたことをお伝えできればなと思います!
あなたももし、いくつか描き方を持っているなら参考にしてみてください
写実的ライオン
まず1つ目は写実的な描き方です
毛の一本一本を地道に描いていくスタイルで少ない色味で
色を混ぜて(混色して)いろんな濃淡を出しながら描いています
そして、重ね描き、重ね塗りなどの何層にも重ねて
色の微妙な変化なども駆使してリアルに近づけてるんですね!
この描き方では…ライオンの存在感そのものを追いかけました
「今、目の前にいるかのような迫力」や、「温度感」を出したくて…
製作中は、描き進めるうちに迫力が、存在感が出てくる姿に
次第に引き込まれていく感覚がありました
そして、自分で言うのもアレですが…
毛並みや目の光を丁寧に重ねることでまるでライオンの息遣いが伝わってくるかのようでした
nora-artのライオン
次にnora-art
これは写実と抽象を掛け合わせた私なりの描き方です
色で感情を表現する
ライオンの内面の雰囲気や、気配を重視して
写実よりも自由に感覚的に描く
この描き方ではライオンの「持っている色や感情」を感じながら描きます
どんな気持ちでそのライオンがいるのか?
自分自身の感覚を頼りに色を選び、そして私の感情も織り交ぜながら形を作っていきました
結果、完成した絵を見比べてみると、
写実的なライオンは目や存在感で引き込む力があるのに対して
nora-artは色や雰囲気で感情を伝えてくる…
そんな違いが生まれたように思います!!
あなたはこの2枚の絵を見てどう感じましたか?
何かを感じ取ってくれていたら嬉しいな〜
描き方の違いで生まれる学び
今回改めて感じたのは
描き方が違うだけで伝わる印象や感情も全く変わるということです!
・写実的な描き方では、モチーフそのもののリアルさや存在感、温度感を追求してます!
・nora-artでは、描き手の感覚、感情や想いを大切に表現してます!
同じライオンを描いても、描き方によって伝えたいものが変わる…
だからこそ、、描き方は1つに絞る必要はないんだと
改めて実感しました
制作の過程で感じたことは…
今回の絵を描いてて特に意識したのは
「この2つの描き方で何を表現したいのか?」を見出すことでした
・写実は「存在感、温度」
よく、お客さんのペットを描かせてもらうんですが、
大事なペットたちをリアルに描くのはもちろん、
あたかも、そこに存在しているかのように描くというのも意識しています
絵は飾って終わりじゃない
そこに存在感が生まれ、そこに温度が宿り、飼い主さんと共に
絵の中の動物たちも生きていくような…
そんな気持ちで写実的な絵は描いています
nora-artは「感情や、雰囲気の世界」
この子は何を想っているんだろう?この子の持つ本来の色って何色だろう?
描く時はそんな問いかけをしながら色をのせているんですね
そして、見たそのままの形は残しつつ
感じた色を感覚的に自由に塗っていきます
普段から感じる言葉では言い表せない、言葉にしづらい想いや、感情を
このライオンを通して伝えたい…
そして、この絵は見る人、迎えてくれる人が
「何を感じるのか?」という問いを含めてます
絵の前でふと、自分自身に問いかける…
そんな時間を過ごしてほしいな〜と思いながらこの絵は描きました
つまり、この2つは
描き方自体が目的じゃなくて
「伝えたい事を表現する手段」になるということでした
描き方を比較する面白さ
今回描き方を変えることの楽しさも実感しました
そして、この2つの描き方を持っていて良かったとも改めて感じることができました
- 同じモチーフでも、視点や手法を変えるだけで全く違う絵になる
- どっちの描き方でも「伝えたいこと」がしっかりあれば作品として成立する
- 描きている時の選択や決断がそのまま絵の個性になる
描き方を1つに絞るのではなく、むしろ違う描き方をすることで
表現の幅が広がるな〜と感じました
さいごに: 2つの絵が教えてくれたこと
今回のライオンを描いてわかったことがあります
・描き方の違いで絵の印象は大きく変わる
・描き方の数にこだわらず「伝えたいこと」を素直に表現していくことが大事
・同じ構図で描くことで、自分の表現の違いや表現のしかたを客観的に確認できる
そして、描き終えて見比べてみて一言で言うなら…
楽しかった!!!笑
もし、あなたも絵を描く時、描き方に迷ったり
「1つに絞らなきゃ」と思ったことがあるなら、
まずはいろんな描き方を試してみることをオススメします
・同じモチーフを違う描き方で描いてみる
・他の作家さんの絵を真似して、自分の感覚に合わせて調整してみる
・完成したら比較して学ぶ
そうすることで、あなた自身のスタイルや、表現の幅が自然に見えてきますよ!
描き方の数にこだわる必要はないと思っています
1つの描き方を追求するのもいいし
描き方がいくつかあるのなら
それを自分のスタイルに落とし込んでいくのもいい
大切なのは描く事を楽しんで、想いをどう表現するのか?だと思うんですよね〜
なので、あなたのスタイルであなたのままで
絵を描くという表現を楽しんでいってほしいと思います!
それでは、
今回は2枚のライオンの絵を描いて感じた事でした〜
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
P.S.
今回描いた2枚のライオンの絵はこちらで展示します👇
他の作品たちも追加中なので
興味がある方はぜひ覗いて見てくださいね!
私の過去の作品たちもいます♪
👇