絵(作品)に言葉は必要?あなたはどう思いますか?

 

こんにちは、noraです

 

 

今回は絵描きさんによって意見が分かれる話をしたいと思います…

 

 

 

 

それは

「作品に言葉は必要がどうか?」

 

 

 

 

この問いに、絵を描く人の間ではたまに議論になりますよね

 

 

 

私自身、何度もこの言葉を目にして心の中でザワザワしていました

 

 

SNS上でも

「作品には説明はいらない」

「作者が語りすぎるのはどうなの?」

 

そんな意見が交わされているのを見た事があります…

 

 

 

 

 

正直いうと私もずっと

 

「絵だけで十分…言葉はいらないでしょ」と本気で思っていました

 

 

 

絵の意味を語ることへの抵抗…

絵との距離感参考画像

 

 

お客さんの感じ方は人それぞれ…

 

 

作品を見た人の解釈に正解、不正解もないと思うんですよね

 

 

 

だからこそ、描いた本人が意味を言葉にしてしまうと

 

見る人の自由な解釈を奪ってしまうような気がしてたんです…

 

 

 

私が「これは泣ける日に描きました」と言っても、お客さんからしたら

 

喜んでる絵に見えるなど、感じ方が違うとかですね

 

 

 

これは実際にもらった意見なので

その時は自由に受け取ってもらえればいいかなとも思ってました

 

 

だから私は、あえて言葉を添えずに題名だけ描いて絵を出す事もありました

 

 

 

 

でもある時から私は言葉を書くようになったんです

 

 

 

そのきっかけはこのブログを書き始めてから…

 

 

ブログを始めて変わっていったこと…

ブログ関連画像

 

 

最初は文章を書くなんてできない!

 

 

元々話すことすら苦手な私が文章なんて…と

 

苦手意識満載だった私ですが

 

少しずつ、少しずつ…

 

 

日常の出来事や作品の作り方…小さな発見、疑問など

自分という想いについて向き合っていきました

 

 

すると次第に言葉を書く事が私にとって

 

 

"もう一つの表現方法"になっていることに気づいたんです

 

 

 

 

「え?私ってこんな事思ってたんだ…?」

 

 

 

意外なほどの言葉が無意識から浮かんでくる

 

 

自分でも驚くような本音が出てきて、むしろ

「言葉にして初めて自分が何を思っていたのかがわかった」

 

そんな感覚になる事が何度もありました

 

 

忘れられない、ある飲み屋でのこと…

旅での出会い画像

 

旅をしていたある日、私は1人で居酒屋で飲んでいました

 

そこは居酒屋というより小料理屋さん

大将と女将さんが2人でひっそり営む暖かいお店でした

 

 

そのお店の女将さん、常連さんと仲良くお喋りしながらお酒を飲む…

 

見知らぬ私にみんなが暖かく迎え入れてくれる感じが何とも心地いい場所でした

 

 

 

そんな時、常連さんからこんな質問を受けたんです

 

「noraちゃんはどうして絵を描こうと思ったの??」

 

道中、何回も聞かれたその言葉…

私の中ではよくある質問のはずでした…

 

 

 

でもその時ふと、こんな言葉が口から出てきたんです…

 

 

「見えてる世界って一つじゃないって思ってるんですよ

だから、私の見えてる世界を絵に描いて、

いろんな視点があること、モノの考え方はそれぞれでいいんだよという事を

絵を通して伝えられたらなって思うんです」

 

 

 

 

自分でも驚きました!!

 

 

 

えーー!?私ってこういうことを伝えたかったんだ…って笑

 

 

言葉にしたからこそ気づけたこと

 

あの時、あの言葉は無意識に出てきたものでした

 

 

でも、それはきっと心の奥の方にずっとあった想いで

絵を描きながら言葉にできずにずっと感じていたことだったかもしれません…

 

 

 

言葉で表現する事が苦手だった私にとって

昔から「言葉は邪魔」とさえ思っていたんですが

 

 

こうして、自分では気づかなかったような想いや、感情に

言葉という形で人に伝える事ができる…

 

 

そう思うようになってからは

「言葉にできてよかった」と心から思うことが多くなりました

 

 

そして、それは絵と向き合う時間とはまた別の

自分の想いや心と向き合う、時間でもあるように感じます

 

 

言葉は誰かの想像の扉をそっと開くカギ…

扉を開く参考画像

 

 

言葉ってただ単に説明するってことじゃなくて

「絵を見てくれる人の中にあるイメージを呼び起こすもの」なのかなって思うんですよね

 

 

正解、不正解を押し付けることではなくて

 

作者の言葉を聞いて、見て

 

絵を見てくれる人が「私ならこう感じるし、こういうイメージだよね!」と

独自の視点で想像してもらえるような…

 

 

そんな可能性が、言葉にはあるのかなぁと感じています

 

 

でも絵と言葉。どちらも自由でいい

 

絵と向き合う

言葉と向き合う

 

 

どちらか一方じゃなくてもいいし

そのときどきの自分の感覚で決めればいいと思うんです

 

 

「これは言葉を添えたい」 

「今回は何も語らない方がいいかな…」

 

そんなふうに自由に決めればいいと思ってます

 

だって表現にルールなんてないし

変わっていく自分のスタンスを大事にしてほしいし、私もしていきたいと想います

 

 

さいごに…あなたは、どう思いますか?

 

私は絵を描くことと言葉を書いていくことは

形は違うけど、1つの表現法として捉えるようになりました

 

 

 

昔の私からしたらありえない感覚です笑

 

 

 

でも、言葉で伝えられるって事もまた

自分の想い、感情を知る大切な行動なのかなとも想います

 

 

あなたは絵に言葉を添えたいと思いますか?

 

とれとも、あえて言葉を手放したいと思いますか?

 

 

どちらの気持ちもきっと正解です

 

でも、もしうまく言葉にできなかったり

もどかしさや、モヤモヤを感じていたら

 

その奥に

「きっとあなただけが見ている世界がある」と思うんですよね

 

なので、そんな時は何でもいいので言葉で綴ってみる

 

 

そうするとある時、ポンッと面白い言葉が出てくるかもしれませんよ!

 

 

私もこのやり方で出てきた言葉をこのブログや

直接会うお客さんに伝えています

 

 

言葉は決して敵じゃない

 

 

もう一つのアイテムだと思ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

それでは、今からは絵で表現する時間にしたいと思います!!

 

 

絵と言葉…楽しんで表現していきましょうね〜!

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました

 

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