こんにちは!noraです
絵を塗る時に単色で塗っていく時は楽しいですよね!
でも、いざ色を混ぜて出したい色を作る時にあれ?どの色を混ぜたら…⁇
て事ありませんか?
その時に必要になるのが、基本の5色を知っておくと何かと役立ちます
けど、何でその5色なの?というところも含めてご紹介できればなと想います!
基本の5色とは?
まず、はじめに赤、黄、青、白、黒の5色を揃えておくといいですね
ちなみに…
あなたは色の三原色をご存知でしょうか?
一般的にはマゼンタ(赤紫)、イエロー(黄色)、シアン(青緑)と言われますが
絵の具では赤、黄、青でいいです
そして、なぜこの色なのかと言えば
この3色があればさまざまな色が作り出せるんです!
さらに白と黒を用意しておくと、
色を明るくしたり黒を原色に混ぜて暗めの色にしたりと幅が広がります
色の3原色で作れる色とは?
色の3原色は赤、黄、青です
そして、+黒、白で5色です
その中から2色を混ぜてみてください!
赤+黄= 橙
赤+青= 紫
赤+白= ピンク
赤+黒= 赤茶色
黄+青= 緑
黄+白= クリーム
黄+黒= 深みどり(黒には青も入っているからだと思われます)
青+白= 水色
青+黒= 紺色
白+黒= 灰色
いかがでしょうか?3原色+黒、白でこれだけの色を作り出せます
ポイント
濁ってしまう原因を避けるために
使った筆は綺麗に洗って筆に絵の具が残らないようにしてくださいね
さらに絵の具の混ぜる量によって色味も変化していくので試してみるのもオススメです
例えば
赤に黄を混ぜるとして、黄の量を徐々に増やしていくと橙の色味の変化させる事ができます
まだ全ての色の絵の具を揃えるのはちょっと……と思っている方は
この5色で色々混ぜて色を作る感覚を覚えておいてほしいです!!
また、作り出した色味同士をまた混ぜていくと新しい色味もできてきます
そうやって自ら色を作っていって試していく事も色を把握する上では大事なことなので
ちょっと絵を描く気にならない時とかに……
是非、色遊び感覚で混ぜてみるのもいいかもしれませんよ
次にパレットで絵の具を混ぜる時のポイントですが
混ぜるポイントは絵の具の色味を確認しながら少しずつ混ぜていくです
大量の絵の具同士を混ぜて思った色が出せなかったらもったいないですよね…
その色が気に入らなかったり使い道のない色だったらなおさらです…
なので初めのうちは少しずつ色を混ぜていって確認していく事を大事にしてくださいね
色同士を混ぜる時は明るい色から暗い色味にしていくです
いきなり黒を多く混ぜて暗い色味を作ってしまうと再び明るい色にしていくために
多めの絵の具の量が必要になってきます(もったいないです)
キャンバスに色と色を重ねて新たな色を出す方法(グレーズ技法)
アクリル絵の具は透明か、半透明の絵の具です
なので、キャンバスに一色を塗って完全に乾いてから上から違う色を乗せると
下の層の色味と合わさって違う色に見えるというものです
セロハンを思い浮かべて頂けたらわかりやすいかもしれません
赤を塗った面に黄を乗せるとオレンジに見えるという感じです
これはグレーズ技法というもので透明感のある絵を表現したい時などにも使われます
パレット上で色を混ぜる方法よりも、層ができるのでより深みのある絵に仕上がりますよ
この方法はいろんな場面で活躍する技法ですのでやり方だけ覚えておくといいです!
いかがでしょうか?
何となく5色で色を作る感覚を持っていただけましたか?
最初は何が何だかだと思うので失敗も含めて試してみてくださいね
補色の効果と彩度を抑えるために混ぜる色
補色というのは色の対になる色味の事です
赤でしたら反対色の緑
黄でしたら紫
というような色相環で見るとわかりやすいかもしれません
この2色を混ぜないで単色で配色するとインパクトがある絵になります
補色効果は飲食店でよく使われています
例えば刺身を頼んだら……
赤いマグロの刺身に緑のシソを添える事で赤の鮮やかさが
際立つという効果があるんですね
色の使う比率によっても見え方が変わってくるので色をどう使われているのか?
など、勉強がてらランチや居酒屋さんなどにいってみる事もオススメですw
こういった配色をしていく事で色鮮やかな絵を描く事もできるんですが…
補色を混ぜるとどうでしょうか?
実は
対になる2色を混ぜるとグレーに近いくすんだ色になります
なので、彩度を抑えたい(鮮やかさを抑えたい)時などに
反対色を少しずつ混ぜる事で色味を抑える事ができます
そのグレーに近い色をどう使うのか?というと…
影の部分や、目立たせたくない部分に使っていくと効果的です
つまり、黒の代わりに使うんですね
私はほとんど黒を使わないので色味を抑えたい部分は補色を混ぜて
塗るようにしています
黒を使いすぎない理由
猫の絵の画像には黒を一切使ってません!
鮮やかな色に黒を混ぜれば色味は抑えられます
ただ、ずっと絵を描いていて感じた事は黒を使った部分が
不自然に見えてきたんですね(変に目立つような…)
そこから補色を混ぜて影の部分に使ったり濁った色味を作って
陰影をつけていった結果、絵がまとまりやすくなりました
なので今の私の絵にはほぼ黒は使われていません
しかし、絵を初めて描く場合などはやっぱり黒は持っておくといいです
それは色の混ぜ方を理解するまでは黒を混ぜた方が色は作りやすいからです
なので徐々に色を塗る事に慣れてきたら
黒をだんだん使わない方向に持っていってもいいと思います
まとめ
色を混ぜ方でさまざまな色を作り出せる事をお伝えしました!
最初は何色と何色を混ぜたらいいの?
と戸惑うかもしれませんが慣れてくるとあなたが思った色を
出していく事が簡単になっていきます
そのためには
- 色の3原色を理解する(赤、黄、青)
- 黒、白も足して絵の具5色でそれぞれ色を混ぜて試していく
(実際混ぜて自分の目で見た方が覚えやすいです!)
- 補色の効果を実際に試してみる
- 鮮やかさを抑えたい時のための補色の混ぜ方
そして、思い通りの色が出なくても……
新しい色味が出た!!と思って塗ってみてください!!
色は実際混ぜてみる事が一番身につきます
頭では理解していても実際色を作ろうとしたらあれ?ていう事が起きます
なので、最初はややこしいかもしれませんが色の感覚を身につけて
自由な発想で配色していってくださいね
その方が断然、楽しいですから!
また新たな効果を出せる可能性もあるので失敗を恐れずに
どんどん色が出せる楽しさを味わってくださいね!!
最後までお読みいただきありがとうございました