絵を何に描きますか?裏張りキャンバス  張り方と絵の見せ方

 

こんにちは!noraです

 

私はキャンバスに絵を描いているのですが

初めは絵を何に描くかも知りませんでした…

 

 

紙に描いたらいいんでしょ?ぐらいでw

 

 

 

そんな私ですが旅の滞在する場所でキャンバスを張って絵を描けるまでになりました

 

 

そんな中で、やっぱり張り方を覚えておいてよかったな!と改めて想ったんです

 

 

というのも

旅中、私は裏張りという張り方で絵を描いて販売しています

 

わざわざ画材屋さんを探したりネットで購入して届くまで待つこともなくなりました

 

 

 

ということで、私が主に使っている裏張り(包張り)の方法とメリットをお伝えできればと想います

 

 

動画で観たい方はコチラ↓

 

とは、言っても…

 

何でわざわざキャンバスを貼るのか?

今は画材屋さんなどで売ってるからわざわざ自分で貼らなくてもいいんじゃない?

 

と思いますが、キャンバスを取り外すことで、旅に持って行きやすくしました

 

 

もし、木枠に張った状態で運んでいたらすごいかさばります…

 

さらに、運んでいる間、布地が緩んだりデコボコになります…

 

それをF4サイズの木枠と、キャンバス地は丸めて20枚、少ないスペースで

収納できるため便利なんですね!

 

 

 

どうしても大きい絵になると持ち運びも張り方もむずかしくなってしまうので

 

小さいサイズのキャンバスを持ち歩いてます

 

 

そして、貼り方さえ覚えればどこにいても張って描くことが可能になりますよ

 

 

という事で、裏張りキャンバスの作り方をお伝えしますね

 

用意するものを揃えましょう!

  • 木枠(今回はF4サイズ)

 

  • カットしたキャンバス

 

  • 定規とペン

 

  • ゴム製のトンカチ↓

  • キャンバス張り器↓

  • ガンタッカーと芯

ちなみにキャンバスの貼り方には2種類があります

 

 

横張り     キャンバスを木枠に貼る際側面で留める方法

        額装する前提の貼り方ですね

 

 

裏張り(包張り)   キャンバスを木枠に貼る際、裏側で留める方法

        額縁に入れることなく飾ることができて側面まで絵を見せることができます

 

 

 

私は主に裏張り(包張り)をして旅先で描いた原画を販売したりしています

 

 

額もいらないので、裏に紐を通す金具さえつければそのまま飾っていただけます

 

 

まず木枠ですが表と裏があって横から見たら丸みがある方が表です

いつも組み立て式のものを持ち運んでいるので組み立てていきます

ある程度は組み立てることができるんですがピッタリ組み立てるには

 

100均で売っているゴム製のトンカチで優しく叩いてください

 

(硬いトンカチで叩くと木枠を傷つけてしまいます…)

ロールキャンバスを買っておくとその都度カットして使用できます

(こちらのキャンバス地には下地は塗られてないのでジェッソを塗る必要があります)

 

 

 

次にカットしたキャンバスについて

キャンバスのサイズがF4とした場合333×242の大きさになります

 

 

そこから木枠の幅にもよりますがF4サイズ+プラス6、7センチの大きさをとります

 

 

(裏張りなので側面、裏側のキャンバス分も入れます)

この時点でキャンバスにジェッソを塗っておくと後々楽になります

 

ポイント

角をくり抜いているのは最後、角の部分もキャンバスで覆っていくため

キャンバスを折り込みます

 

その時に邪魔になる布地の部分を取り除くことで厚みも均等になって

綺麗に張ることができますよ!

 

 

 

では、キャンバスを張っていきます

 

 

1、まずキャンバス、木枠は裏面が見えるように置きます

 

2、キャンバスを抑えながらガンタッカーで画像の順番に打っていきます

 

この時、2箇所目からは張り器を使ってキャンバスを引っ張りながら留めていきます

 

ポイント

4箇所打った時点で表面を見て、ひし形の線ができていれば成功です

 

 

3、次に画像の順番にキャンバスを引っ張りながら打っていきます

 

張り器を木枠の内側に当てながら引っ張るとやりやすいですよ

 

4、角の部分は折り込みながらシワにならないように留めます

 

 

これで裏張りのキャンバスが出来上がりました!

 

 

ちなみにこれ!↓失敗した時にタッカーの芯を抜く優れものです

まだ慣れない時は失敗しちゃうかもしれないので揃えておくと安心ですよ!

 

 

裏張りキャンバスのメリット

なんといっても側面まで絵が描いて観てもらうことができます!

 

 

普段、正面から絵を見ると想いますが、側面まで描いてあると立体感が出ます

 

 

小さい事かもしれませんが側面が厚ければもっと違う見せ方ができるのが魅力ですね

 

 

そして、結構この効果はお客さまから喜んでいただいてます!

 

あと原画もそうなんですが複製画をキャンバス地にする場合も

 

 

コーティング後、裏側に絵を吊るせるような紐を通す金具をつけるだけ

そのまま梱包してお渡しが可能になります

 

(金具も安価で手に入るのでコストを抑えることができるのも利点ですね)

 

 

 

たまに額装したいお客さまもいらっしゃいますがそのまま飾られてるお客さまが多い印象です

 

 

ちなみに私は裏側の留めてある部分は見せたくないのでテープ糊を貼っています

 

 

まとめ

 

 

キャンバスを張るというとなんだか大それた事をしてるみたいですが

 

コツを掴めば張るスピードも、きれいに張ることもできます

 

 

そして、キャンバスを一枚一枚買うと意外と高いです…

 

 

なのでロールになっているキャンバスを買っておいて(10mぐらいあります)

木枠のみもまとめて購入されるとコストも抑えられるんじゃないかなと思います!

 

 

 

今回はF4サイズでしたが色々なサイズで張ってみるのもいい勉強になると想いますよ!

 

 

裏張りキャンバスはいろんな場で活躍できる張り方なので是非試してみてください

 

 

ご覧いただき、ありがとうございました

初めて絵を描く方へ…アクリル絵の具をオススメする理由

 

 

 

 

 

 

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