
こんにちは!noraです
今回は画家、noraではなく
普段のnoraについて話そうと思います!
私は対面で販売する時
お客さんに絵を迎えてもらう前に必ず私を知ってもらうためにお話をするのですが
絵のことじゃない、私という人間がどんなやつか?を話します
なぜなら、私のことを知ってもらった上で
その私からできた絵を迎えてほしいと思っているからです
でも、たいそうなことは話せないです笑
絵描きではなく「普段の私ってこんな人間なんです」ってことを話してます笑
なので
暖かい目で読んでもらえたら嬉しいです!
目次
子供の頃はとにかく一人で遊ぶのが好きだった
昔から人付き合いが苦手だった私は一人遊びが得意でした
友達と遊ぶより地面を見て虫を探すような子供でした笑
虫を見つけては観察したり、花の蜜を吸ってみたり笑
それと、コクヨウセキって知ってますか?
黒い石なんですけど割ると断面が輝いてて
尖らせると紙とかも切れちゃうぐらいなんですよ!
なので、その石で紙を切って工作してみたりなど
そういう感じで外の自然にあるもので遊ぶのが好きだった私が
家で遊ぶ事といえば「塗り絵で色を塗る」ことでした
母がたまたま買ってくれた塗り絵の本に色を塗る事が
何よりも楽しかった!!
色の世界を知ったのはここからなんですよね、
うまく喋れない私にとって色で表現する楽しさは
まるでしゃべっているかのようで。
でも両親からしたら
ずっと一人で遊んでる私を心配してたかもしれないですね笑
クックという相棒ができた
そんな時、家に子犬がやってきたんです
母が譲り受けたその子はクックと名づけました
その頃から私の相棒になり毎日クックと遊ぶ日々が始まります
学校からすぐ帰るとクックと戯れる時間がもう…
幸せで幸せで…
話さなくてもいい、相棒となぜか目で会話ができているような感覚で…
私の気持ちを汲み取ってくれるかのようなそんな優しさに包まれていました
ある時、私が父から怒られた時、ギャン泣きだったんですけど
クックが私の膝の上にちょこんと座って
私を見つめていたんです
その時の目が…あの輝いたキラキラした目に何度救われたか…
その頃から私は動物の目が何よりも綺麗で澄んでいて
目でものを語る。そんな力があるんだと体感したのでした
初めて死を目の当たりにした
そんな幸せな月日は突然奪われることになります…
相棒のクックが病気で寝たきりになってしまったんです
原因はわかりません…(まだ私が子供だったので聞かされませんでした)
日に日に弱っていく姿を見て…
初めて私は死というものをおもい浮かべるようになりました
そしてついに…
学校から帰ってきた私の目の前には
冷たくなったクックが寝ていました…
あの輝いた目はどこかにいってしまったかのように霞んでいて…
この頃、初めて死というものに直面し
怖さと悲しさと、二度と帰ってこない後悔とが入り混じった感覚に
ぐちゃぐちゃになった記憶があります…
そして、子供ながらに死というものを考えた時期でもありました
この経験が後に私が動物を描く画家になったきっかけでもあります
この子たちの目で救われた私が次はあの輝いた目を描いてあげたい
そして、救われる人がもっと増えればいいのにって…
普通って何?って思ってた高校時代
高校生になった私は
普通っていう言葉をよく聞くようになりました
「普通こうじゃない?」
「こんなことする人って普通じゃないよね!」
友達がそんな話をするたびになんか違和感を感じていて…
普通って何よ?って一人で思っていたんです
普通じゃないと叩かれるの?嫌われるの?
でも、普通って誰から見ての普通なんだろう?
突き詰めていけばいくほどわからなくなる!!
そして、私は普通と言われることから外れる行動に出ます
ある日は金髪にして登校してみたり
ある日には、授業中にピアスを開けてみたり…
今思えばぶっ飛んでますが
決して悪いことをしようなんて思っていませんでした
これが私の普通だったんです笑
でも、学校には規則があるので当然怒られます
だったら黒い毛のカツラをかぶればいいんだ!と勘違いした私は
しばらくカツラで登校したりもしました
周りにはちょっと変な子みたいに思われていましたが
いじめられることもなく、仲良い友達もできて
変な子として学校生活を終えたのでした笑
あなたにも何か反抗心とかでやらかした経験ってないですか?
それは今となったらいい思い出で、おもしろ話になることだと思うので
大事にとっておくといいですよ!
友達は狭く深くがちょうどいい
20代になっても人付き合いが苦手な私は
なかなか人の輪の中に入るという事ができませんでした
バイト仲間が談笑していてもそれを横目にすぐ帰ったり
バイト中は仕事の話しかしないぐらい日常の会話が苦手な人間でした
そんなある日、そんな私を見かねてバイト仲間の人たちが
飲みに行こう!遊びに行こう!と事あるごとに誘ってくるんです
正直、迷惑かと思いきや、私の中では嬉しい気持ちでいっぱいだったんです笑
でも、表情に出せなかった当時の私は言われるまま遊びに行ったりしてました
そのメンバーの中には家具職人になりたい人やレゲエバンドやってる人もいて
側から見たらちょっと変な人の集まりです
でも、何故か私にとってそのメンバーたちに居心地の良さを感じていました
人って無理に付き合わなくていいのかも…
その時に思った事です
一緒にいて居心地のいい人、居心地のいい場所で
広くなくても、そんな人付き合いをしていけばいいんだなって…
その時、その仲間たちが付き合い方を見出してくれた気がしました
だから、今でも狭く深くがいいんです!!
元々、いろんな人と広く浅くができないタイプです
目の前の人の事を知って、私も知ってもらって
そこからじゃないと仲良くできない
今でもその感覚のまま人と繋がっています
今の私の周りには年齢性別関係なくいろんな人たちがいます
でも、その人たちに共通してるのは
狭く深くをモットーにしている人たちです
だから、何年も会わない時があっても
会う時が来れば何事もなかったかのような空気で話ができる
これからも、そんな関係性を作っていきたいなって思っています
お客さんとは飲みに行くほど仲良くなる
絵描きになってもこの人付き合いの方向性は変わりませんでした
相変わらず、友達は少ないですが
私と関わってくれる人は何年も何十年もの付き合いになるんです
それは狭く深く、飲みに行って語り尽くすぐらい仲良くなるからです笑
(ちなみに酒好きです笑)
そして、それはお客さんも同じ。
絵を迎えてくれる人ともお客さんではなく友達みたいな感じで…
時にはお互いの悩みや、愚痴、そんなことまで話してしまいます
人との距離を考えるのが苦手なんだなってやっとわかりました笑
でも、そのおかげでお迎えしてくれるお客さんも何年もの付き合いができている
そう思うと、私の距離感のズレや人付き合いが苦手なことも
このままでいいんだって思えるようになりました
もうこの性格は変えれません!笑
なので、このまま不器用な感じであなたとも関われたらなって思っています!
全部ひっくるめてなんとかなる!と本気で思ってる
この感覚になったキッカケは
親の借金を背負ってしんどかった時です
お金もなければ知り合いもいない…
そんな状況でお先真っ暗、ほんと真っ黒な世界しか見えていませんでした…
でも、なんとかその問題も2年で解決できたのですが
この出来事がキッカケで私の心の中に芽生えたこと…
それが
何が起きても最後はいつもなんとかなってる!ってことでした
当然お金も無くなって、両親との関係もちょっとおかしくはなったけど
私の人生の中で絵で生きて行くことの道は閉ざされなかった
やると決めたらやれるじゃん!ってその頃思ったんですよ
だから嫌なことも、苦しい事もあるけど
それも全部受け入れた上で進めばその先はなんとかなってる世界があるんだなって。
この借金問題が巡り巡って私を大きな器にしてくれたんだなって思ってます
今の私の価値観はいろんな人たちから受けた優しさでできています
ビビり、人見知り、人付き合い苦手な私がここまで絵で生きてこれたのは
私を支えてくれた周りの人たちのおかげです
そして、その人たちの優しさ、厳しさを学んで
その一つ一つが私の身になっているように感じるんです
ある人はナンクルナイサ〜精神だったり
やると決めたらやりなさい!と叱ってくれる人
自分を見つめる事が1番の成長よと優しく教えてくれる人
言い出したらキリがないですが、そんな人たちに囲まれてきたからこそ
今の私が出来上がったんだと思います
そして、今度はその人たちの優しさを私が伝えていきたい
不器用な私ですが、人と関わることの大切さを学んできたつもりです
だからこそ、今度は私の言葉で、行動であなたと関わっていけたらなって思ってます
興味がある人は是非ここから入ってくださいね!
私と直接メールして話していきましょう!
それでは、画家のnoraではなく
普段のnoraの人生感でした〜
最後まで読んでくれてありがとうございます
またお会いしましょうね!
nora