
「もっと頑張らなきゃ」
「毎日続けないと意味がない!」
「完璧にできなきゃ、自分はダメだ…」
そんなふうに、毎日を頑張っしまって自分を追い込んでいませんか?
確かに私たち世代や、一昔前前にはそんな風潮がありました
頑張ることで達成するんだ!努力なしでは成果は出ない!努力!根性!みたいな感じでしたよね…
学校でも、部活でも「つらいのは当たり前」という空気があったりして、休むとすぐ「怠けてる」と言われたり…
しかし、今の時代になってある言葉を目にしました
それは「ゆるストイック」という生き方があると…
この言葉を聞いた時なるほどな〜と今の時代にピッタリハマる気がしたんですね
今のこの時代、目まぐるしくすごいスピードで変化しています
今回はそんな一昔前の「努力!根性!」と刷り込まれて今でも頑張ってしまうあなたにとって生き方のヒントになるお話です
私も実践してきてかなり気持ちが、身体が楽になった考え方です
この機会にあなたもこの考え方で生きてみませんか?
目次
ゆるストイックって何?
まず「ゆるい」・「ストイック」という言葉って正反対な意味ですよね
ストイックというと毎日欠かさずどんな状態でも続けるって感じがしてプレッシャーや、息苦しさを感じますよね
そこに「ゆるい」が加わったらどんなイメージでしょうか?
私が感じたのは
ゆるいは「無理なく」ストイックは「コツコツ地道に」という意味に聞こえてきます
つまり、他人軸のペースじゃなく、自分のペースを守りながら続けていくことを大切にする考え方だなって思ってます
結局のところ、自分自身との関わり方を考えていく事がこのゆるストイックという言葉の意味なんじゃないかと思います
この感覚、絵を描く時も同じです
絵を上達させたいと思っている時、毎日毎日描いて失敗して…と繰り返すことってありますよね
しかし、それをストイックに続けたら絵が上手くなるのでしょうか?
たぶんですが、上達の前に、絵を描く事が嫌いになると思います…
このやり方ってやらされてる感や、義務感が生まれやすいんです(過去の私もそうでした…)
確かに、描いていれば上達はします。しかし、描きたくない時に描いたって上手くはいかないので、精神的にやられるのが先になります
ここで、大事なのは描いた絵を見るという行為です
例えば、今日1枚の絵を描き終えました
そしたら次の絵を描くではなく立ち止まってほしいんです
その今日描いた絵を見ながら考える。どこが上手くいかなかったのか?次の絵にどう活かしていくのか…?
その描かない日を作って自分と対話することが大事だと思うんですよね
そういう、自分に目を向ける時間があるからこそ、次の目標ができますし、進む方向も明確になっていきます
生き方に余白を作ってほしい…
どうしても頑張ってしまう人って自分の限界までやってしまう…という方多いんじゃないでしょうか?
これでは、ダメだ!もっとこうしなきゃと自分を追い込んで追い込んでどこかのタイミングで壊れてしまう…
このタイプの方は私も含め、私の周りにもいらっしゃいますが
本当に見ていてつらいです…もう大丈夫だよって思ってしまうくらい頑張ってしまうんですね
私の周りの話だと、その方は先日手術を受けられました
その方はお菓子を作る職人さんです。そして、手術を受けられた箇所は手なんです
職人にとって手は大事な部分です
手に職と言われるくらいなくなったら困るところですよね…
絵描きさんも同じで手に職をつけているといっていいと思うのですが、手がどうにかなるくらい頑張っていたんだと思います
そうやって自分が頑張れば周りは助かるかもしれません。求められるでしょう
でも、自分の人生なんですよ。手を壊してまでやる必要性ってあるのかな?と思ってしまいました
だからこそ、生き方にも余白が必要だと私は感じています
休むことは心身を整える時間
「描きたいと思う時に描く」
そして、「休みたい時は休む」勇気も必要です
休みの日には思いっきり仕事のことは忘れて心と体を休める
そうすると、心身ともに余裕が生まれて
周りの人が困った時に助けられる柔軟さが持てますよね
追い込む先は病むか、身体を壊すかだと実体験からも言えます
周りの人のためにも、自分のためにもあなたの生き方に余白を持つ勇気を持ってほしいなと思います
ゆるストイックのススメ
じゃあ、具体的に今のあなたの生活に落とし込んでいくにはどうすればいいのか?
3つのポイントを挙げてみました
実際私も自分と向き合う時に実践している方法です
あなたに合うペースというものを見つけていきましょう
自分の今の状態を感じる時間を作る
忙しい毎日を過ごしている方にとって自分の状態を知る事を無視してしまいがちです
「そんなの感じてる暇ないよ!」と思われてる方もすごくよくわかります
忙しい時ってなりふり構わずとりあえず目の前のことを!って感じですよね…
なので、朝起きて1分だけでもいいので「今の状態は?」と目を向ける事から始めてもらえたらなと思います
歯を磨きながらでもいいですし、化粧しながらでもいいです
とりあえず、自分の状態をあなた自身に知ってほしいんです
そして、もう少し時間が持てそうなら紙に書くのもオススメです
今日はしんどい、だるい
目覚めが良かった!身体がスッキリして軽いなど、小さな変化を書くだけでもいいです
そうやって小さな変化を知る事で「今日は無理なくやろうかな」「今日は思い切ってこれをやってみよう」など
自分の体と心のペースに合わせる事ができてきます
"無理してやる"を無くしていきたいので、まずはあなたのペースを見つけるために1分、「今どんな状態?」と聞いてみてくださいね
休むことに罪悪感を持たない
「今日は何もしない!」とあえて決めることも立派なゆるストイック実践法です
頑張る人は休むことに罪悪感を持ちがちです
私もストイックにやっていた時はどこかソワソワして
「やらなきゃいけないんじゃないか」と不安に襲われることもありました
不安だから体や頭、心が疲れていても働き続けてしまう…まさに強迫観念です
しかし、いつからか休むことはただダラダラしたり、サボったりという意味ではないと思ったんです
休むこと→→→「心と身体を整える。未来へ向けての準備期間」として捉えることにしています
何もしないということは頭の中を整理させてくれます
さらに、体と心を休ませるとのんびり時間が流れていくのがよくわかります
そうすると、気持ちに余裕が生まれます
まさに、余白を生むですね
その余白で周りの人にも優しくなれると思うので
時間に追われてカリカリしている時こそ、休む勇気を持ってみてくださいね
成果より続けたあなたを褒めてください
これは習慣を作る時や、絵の上達の方法にも書いていますが
成果は今の状態の先にあるものです
今苦しみながら何かを達成しようとしてもその先も苦しい未来があるかもしれません…
成果を求めすぎて過程をおろそかにするとどこかでこけます
例えば、絵やブログはすぐに結果が出ないものです
その間に描けなかった日や、ブログを途中までしか書けなかったとかもあると思うんですよ
その今日の結果に目を向けるのではなく、書(描)こうとした、続けようとした姿勢を見てあげてください
そして「今日はここまで進んだ!すごいじゃん!」と昨日の自分より前に進めたことを見てあげてください
ただその事を続けていく。できない日も、諦めた日も、挫折して苦しい時も…
その全部は昨日の自分より進んだからこそ見える景色です
なので、後退したと思った事でも実は前に進んでいたりします
大きい事を求めず、まずは目の前のことを見るように心がけてあげてくださいね
まとめ: ゆるストイックは自身の声を聞く事から始まる
いかがでしょうか?一昔前の根性!努力!とはまた違った考え方ですよね
ただ、勘違いしてはいけないのはゆるストイックはただ楽をしようという話ではありません
自分との対話を大事にして、その声を大事にしていきながらコツコツあなたのペースで進んでいくという新しい努力の形だと思っています
以前に正しい努力は努力しない事という記事を書いていますがまさにこのゆるストイックの考え方です
楽しくできるペースでコツコツ進む
これからの時代には自分と向き合っていく時間を大切にする生き方がベースになっていくと感じています
ですので、過去の努力、根性みたいな考え方を刷り込まれているのなら
これを機会に自分を許しながら、でも、ちゃんと前を向いて進むあなたらしいペースを掴んでみませんか?
世の中にはまだまだ、無理をして仕方なく頑張っている人が多くいます
そんな方が少しでも体や心を大切にできたら…と思い、私なりの言葉でお伝えしました
これを読んでいただいたあなたは変化する事ができます!
そして、あなたの周りにこの考え方を知らないで頑張りすぎている人がいたら、ぜひこの方法を伝えてくれませんか?
体が壊れる前に…心が壊れる前に…本当に気づいてほしいんです
私も含めこの考え方で世の中がもっと生きやすくなることを願ってます
最後までお読みいただきありがとうございました