[アクリル画]紅葉の季節に描きたい木の描き方解説します!

こんにちは!noraです

 

突然ですが、普段私は風景画をほとんど描きません

 

 

 

しかし、久々に外に出て定光寺に行った時に

旅記録 猫好きにはたまらない!玉野御嶽神社での気づき

 

 

 

赤い紅葉が綺麗な木が一本だけあって心奪われたので描いてみようと思いました

 

 

 

これから紅葉の季節で短い時期かもしれませんが参考にしていただけたら幸いです

 

 

動画もあります

工程を見たい方はどうぞ!

 

赤い紅葉の木を描く時のポイント

 

始めに、紅葉のバックの色を選びましょう

 

 

 

まず、赤い紅葉のバックを何色にしようかと迷うと思います

 

 

 

赤を際立出せたいと思うなら補色のグリーン系や、ブルーもいいですね

 

 

 

 

 

ここで、バックをオレンジやイエローにすると赤が目立たなくなるので

もし使われるならオレンジや、イエローの彩度(鮮やかさ)を低くすることをオススメします

 

 

 

バックはぼかしで塗っていく

 

今回はグリーン系でバックを塗っていきます

 

 

グリーン系といっても、ブラックや、ホワイトで混色をして暗いから明るいまで用意しておくといいですね

 

 

 

この時使う筆は

ぼかし用の筆が楽かなと思います

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他には太めの丸筆である程度塗ってからスポンジの柔らかい方でトントンと

叩いて馴染ませる方法もあります

 

 

動画では平筆で大まかにぼかしを入れているので大まかで十分です

 

 

 

木はまず葉の部分よりも木を描く

 

 

木の描き方は枝分かれしている所が最初は難しく思うかもしれませんが

 

 

枝分かれの部分は上に向かって伸びている事を

 

意識して描いていくとわかりやすいかもしれません

 

 

最初は全て大まかで大丈夫なので思い切って描いてみてください

 

紅葉の葉の部分は暗い色から明るい色へ

まずは暗いブルーか、パープルにレッドを混ぜた色で軽く叩くように

色をのせていきます

 

 

 

この時使っている筆はナイロン性の硬めの筆です 

 

 

豚の毛で作られているものもあるので硬い筆がいいですね

 

 

葉の部分をのせる時は筆に水を含まずに乾いた状態でのせると

ランダムな感じになって面白い効果が出ますよ!

 

 

全体に暗い色をのせたら次に明るめの色を徐々にのせていきます

ブルー(またはパープル)暗い色

ブルーにレッドを混色

レッド

レッドにイエローオーカーを混色

といった感じです

 

 

 

注意点としては初めにのせた暗い色が完全に消えてしまわないように

明るくなる部分を観察してのせていってくださいね

 

 

 

ちなみに……

 

 

 

 

ここで、木の根っこの部分に落ち葉なども描くと

季節感も出せるので描いておくといいですね!

 

この時は

イエローオーカーでもブラウンでも大丈夫です

枯れ葉をイメージした色をのせてください

 

落ち葉を描くポイント

落ち葉を描いたら地面と接している部分には影をつけてください

そうするとただの点が浮き上がって葉っぱに見えてきます

 

途中で枝を修正

葉の部分を描いていると途中で枝の部分が消えてしまうので

途中で描き足したりしてバランスが崩れないように気をつけましょう

 

 

 

 

次に木に明暗をつけていきます

 

 

木に明暗をつけてリアル感を出していきます

 

 

光は左上からの光を想定しているので左側が明るくなるように

縦の線を書くように描いていきます

 

 

 

この時のポイントは長い線もあれば短い線もあるイメージで描いていくと

おうとつ感を表現できます(色はイエローオーカー)

 

 

 

紅葉のバックの緑に明暗をつけて奥行きを出す

 

次にバックの緑に暗い部分、明るくなる部分をのせていきます

この時の筆は葉の部分を描いた筆と同じです

 

 

 

暗い部分にはブルー系を(紺色)

 

 

明るい部分には明るいグリーンやグリーンライトにイエローオーカーを

混色した色で軽く叩きながらのせていきます

 

 

 

この時、暗い部分に細く木を描いていくと

より、遠近感を出せるので薄く、描いたいってくださいね

 

 

 

木の手前の広場を塗ろう

木の手前の地面は奥が暗く、手前に向かって明るくしていきます

 

 

 

暗い所(パープル➕イエローオーカー)

 

 

 

徐々にイエローオーカーの量を増やしていって

手前をチタニウムバフライトになるようにグラデーションしていきます

 

 

地面を塗るポイント

通常のグラデーションよりもっと荒くなる感じがいいです

砂の地面を想定しているので荒くなったほうが

デコボコ感が出て自然に見えます

 

 

 

 

猫の絵は補足で描きました!

 

実際、参考にした場所は猫ちゃんが沢山いる神社です

 

 

なので、その時の光景を思い出して描いています

 

 

 

ここは描いても描かなくてもどっちでもいいですが

登場人物がいると、そこにストーリーが生まれるので

思いついたら描いてみてもいいかもしれません

 

 

 

 

ちなみに2匹の猫ちゃんは喧嘩する勢いで睨み合ってたけど

和解したシーンです笑

 

 

全体を見ながらの微調整

最後に全体を見てまだ明るさが足りなかったり、暗さが足りないかも

と思った所を微調整していきます

 

 

 

葉の部分の陰影はこれでいいのか?

 

明るさはこれでいいのか?

 

ポイント、ポイントで納得できる色味なのかを見ていくといいですね

 

 

 

修正したら必ず全体を見てください

色が浮いて見えたりしていないかなど、最後の確認をします

 

 

 

ここでOKを出せたら完成です

 

おわりに

 

風景画を描く時に必要な事は

何を主役に持ってくるのか?を意識する事が大事かなと思います

 

 

空なのか?川なのか?山なのか?海なのか?

 

 

今回はわかりやすく赤く染まった紅葉の木でしたが

 

目立たせるものに対して細かく描き込むことによって

色だけではなく、存在自体が目立たせることもできます

 

 

 

なので、他のモチーフを選ぶ時も

どこの部分を主役にしたいのか?を考えて描き方を

変化させることで、メリハリのある絵を描く事ができますよ

 

 

 

今回の使った技法は

 

  • ぼかし
  • グラデーション
  • 重ね描き
  • 重ね塗り でした

 

 

 

そして、使った筆は

 

  • ぼかし用の筆
  • 毛が硬い筆
  • 平筆
  • 面相筆

 

とくに風景画だとぼかしや、グラデーションを多く使うイメージがあるので

風景画が好きな方は身につけておくといいかもしれません

 

 

 

そして、筆の種類によって表現もさまざまです

本番の絵を描く前に筆の試し描きをしてから使われるといいかなと思います!

 

 

 

これからも少しずつ絵の描き方記事をアップしていく予定です

 

 

なるべくわかりやすくお伝えできるように頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします!!

 

 

 

[初心者向け]木を描く簡単な技法と質感の出し方

 

本日もお読みいただきありがとうございました

 

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