イメージ通りの絵を描けない原因は練習の絵のせい?

 

私たち絵描きは脳内でイメージしたものを

表の世界(キャンバス、紙など)に表現していきます

 

でもなぜか思い通りの絵が描けない…

 

こうしたいのにうまく表現できない…

 

何回練習しても上達しない

 

そんな悩みにつまずいていませんか?

 

 

この悩みを持っている方は結構多いんじゃないかなーと思います

 

 

イメージ通りの絵が描けない 

 

 

 

特に絵を描き始めて間もない時は

こんな感じ〜と頭の中で描(えが)いてもいざ描くとなると「あれ?」となる事が多いです…

 

 

頑張って描き進めてみるものの、描きあげたものが全く違う絵になっちゃった…

という経験ありませんか?

 

 

私も初めの頃はイメージができているのになぜか身体が、腕が、違う動きをしてしまう…

というようなもどかしい!イライラする!といった経験をめちゃくちゃしました…

 

 

何ていうか、頭と身体がバラバラな感じがして気持ち悪いというか

違う身体なの⁉︎と思ってしまうぐらい関係ない事をしてしまうんですね

 

何でだろう……?

 

そこで何とかイメージ通りに絵を表に出さないか色々試してみました!

そして、その中で私が一番しっくりした方法を見つけました

 

 

 

それは…

 

 

 

 

 

 

 

買っていただく為の絵を描くでした

 

 

 

 

どういう事なのか……?

 

 

試してみて気づいた事

絵に自信がないと思っている時はついつい練習が目的の絵を描いてしまいます

練習なので練習用の絵になりますよね

 

もちろん練習も大事です!

 

何回も描く事で身体も覚えていくので大事なプロセスです

 

パーツごとに練習したり、構図を考えたり、配色をしてみたり…

でも、練習はあくまでも練習用の絵になりますよね

 

 

 

私も練習ばかりしていました…

 

 

そして気づいたら、目的が練習する事……になっていたんですね

 

私が絵が上達しないのはこれが原因とわかりました

 

本番の絵を描く

練習ばかりしていた私はやり方はちょっと荒行ですが

 

 

常に買っていただける絵を意識して描く事を始めました

 

 

 

 

ぶっつけ本番な感覚です

 

 

 

最初は怖いですよ、キャンバスに直接描くので失敗したらどうしよう…とか

つい、考えちゃいます…

 

 

でも、練習してた時と比べてイメージがハッキリするというか目的が見えてくる

感覚がありました

 

初めはもちろん、失敗します!ぐちゃぐちゃな絵を何十回描いたか…てぐらいです

でも、そこで見えてくるものもありました

 

見えてきたこと……

 

 

 

それは課題です

 

 

 

私の最初の課題は構図、モチーフの形、色の選び方……など

 

ほぼ全部が課題でした笑

 

 

 

でも、その課題を少しずつクリアしていく事で

だんだん私の描く絵というものも理解できたと感じています

 

 

 

もうその時はゲーム感覚です

 

 

次の課題は?直すべき所とは?

 

 

何回も何回も修正しては失敗して…そして

 

 

練習のために描いていた時より格段に意識が変わっていました

 

 

 

それはお客さま(架空でもいいです)という相手を意識するようになったんです

 

 

そして、その意識になると断然、上達のスピードが上がりました

 

 

当然、人に見てもらう前提なので気は抜けません

手も抜きませんよね

 

今の最高の絵をお届けしたい!その意識が大事だったんです

 

 

意識の変化で動きも変わる

大事な事はいくら練習してもうまくならないのは、腕ではなくて

意識の違いだったりします

 

 

 

脳は思考を現実化すると言いますが…

夢は叶わない⁈ 妄想してたら現実になりました

 

 

 

本番用で描くと身体の使い方も連動していきます

 

 

始めはうまくいかないですが課題を見つけ修正していくうちに

だんだんと脳内イメージと身体がリンクするような…そんな感覚になります

 

 

 

そして、失敗は絵を上達させる上で本当に大事なプロセスだと思っています!

 

 

 

苦しんで、悩んだでやっとできた絵は評価されやすい

直接、本番用に描くというのはプレッシャーですよね…

 

 

失敗したらどうしよう…キャンバス無駄にしたらどうしよう…

 

 

そんな不安から手が進まないという事も起きてしまいます

 

 

 

しかし、アクリル絵の具は失敗しても修正可能です

 

 

 

そして、何より失敗や、悩んで、考えてできた絵というものは

何だか目を引く気がしませんか?

 

 

持論ですがそんな悩んで、葛藤した絵というものはストーリーを感じます

 

 

絵が出来上がるまでのあなたのストーリーです

 

 

すんなり描けました!よりよっぽど好きです

ちょっとデコボコしていたり、苦悩したんだろうな…という絵は魅力を感じます

 

 

私が唯一新人賞をいただいた絵も人の顔の部分がデコボコでした笑

 

触ったら剥がれるんじゃないかぐらい描き直しています

そな絵が賞をいただけるなんて考えてもいなかったぐらいです

 

 

 

なので、課題を見つけそれを受け止め

失敗を繰り返ししてやっとできた絵は

練習用の絵より遥かに腕も魅力も上がっていきます

 

 

 

好きな絵を本番用に描く

それがイメージ通りの絵を描くことに繋がります

 

そして、たくさん失敗してください

失敗しないと課題が見えません!

 

そこで見えてきた課題…

 

 

 

形の捉え方が苦手なのか?色の配色が苦手なのか?筆の選び方が間違えているのか?

 

 

など、一つ一つ見ていくとその都度クリアしないといけない課題が見えてきます

 

 

私も日々、課題を修正しながら描いています

 

 

たぶん終わりはありません…

 

 

 

完成しないからこそ、絵は面白い!未完の美ですよね!

 

 

そんな感覚になっています笑

 

まとめ

 

頭の中のイメージをキャンバスに出していく事は初めは難しいです

 

でも、だんだんとイメージ通りに描けるようになる事も必ずできます

 

そのために必要な事は

 

  • 練習用の絵を描き続けない

 

  • 本番用、お客さまに買っていただくを前提として絵を描く

 

  • 課題を見つけて修正していく

 

  • 失敗を恐れない(むしろ失敗は大事!)

 

  • 苦悩してできた絵は魅力的である

 

もし、あなたが絵の上達やイメージを絵にできないと悩んでいる最中なら

この事を踏まえて、意識を変化させていってください

 

何かわからない事があればご相談くださいね

お待ちしてます!

 

最後までお読みいただきありがとうございました

売れそうな絵を描いても売れない私の失敗談でわかったこと

 

 

 

 

 

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