インパクトのある絵ってどんな絵?実践できる方法お伝えします!

こんにちは!noraです

 

展覧会やギャラリーなどでたくさん作品がある中で

あなたの絵が埋もれてしまったり、目立たない印象になっていませんか?

 

 

 

やっと展示できたとしても、存在感をアピール出来なかったら悲しいですよね…

 

 

というか、飾って気づいてくれなかったらもったいない!

 

 

 

という事で、インパクト、存在感の出る絵を作る方法をお伝えしたいと想います

 

 

 

インパクトのある絵とは?

そもそも、インパクトのある絵って何か言葉的にも曖昧ですよね…?

 

 

 

私も自分で描きながらインパクトって…?と思う事があります笑

 

 

 

私自信は目を引くや、印象に残るという意味合いなのかなと想っています

 

 

強い光とか、大胆な構図、モチーフの描き方、絵の大きさもインパクトがでますよね

 

 

 

その中でも、私自信が最も重要視している事は色についてです

 

 

私の作品は具象というよりも、見たそのままを描かずに色を変えて描いています

 

 

色に関しては抽象に近いかも知れないですね

 

 

 

そして、それだけでもインパクトのある絵に変身できます!

 

 

ですので、今回は色の使い方、配色の仕方などご説明させていただきます

 

 

 

補色の効果

まず初めにインパクトのある色について理解していただく必要があります

 

 

それは補色効果です

 

 

ところで、補色って何?

となると思うかもしれないので簡単に説明しますね

 

 

あなたは色相環て見た事はあるでしょうか?

上の図が色相環ですね

 

 

そして、色と色の対局にあるのが補色と言われます

 

 

 

青ならオレンジ、赤なら緑という感じです

この補色を絵に取り入れる事によって目立つ絵ができるのですね

 

 

 

 

さらに、補色同士の組み合わせはバランスがいいので対照的ながらも調和を生み出します

 

 

ということで実際、補色をどう使ったらいいの?

 

 

という疑問に私なりの視点で説明させていただきます

 

見てほしい部分に補色を使う(視覚的な焦点)

 

絵を描く時に、見てほしい所ってありませんか?

 

 

例えば

モチーフが一つならそのモチーフ、風景画なら夕日など

目立たせたい部分に補色を使うと効果的です

 

 

 

赤いバラを目立たせたい場合はバックに濃い緑を使ったり

光が当たったモチーフ(黄色か、オレンジ)の影を紫や青で表現したりなど

さまざまな補色を使って表現が可能です!

 

 

 

補色は色同士が引き立て合うので色味も鮮やかに見えます

 

 

 

私が最近好きな色の組み合わせはターコイズブルーとピンクですね

補色の例

 

これを彩度をや明度を変えながら配色していくと思った以上に目立つ絵ができます

 

 

 

配色のバランスに気をつけよう

 

とはいっても

補色同士(純色の場合)を同じ量使うと目がチカチカしたり、目が疲れるなどのデメリットも出てきます

 

 

 

そんな時は色の大小をつけるとバランスが取りやすいです

 

 

 

青とオレンジだった場合、全体を数種類の青にまとめて補色のオレンジを少量使うとかですね

 

 

色が単調で面白くない絵にならないように、補色をアクセントとして使う事も効果的ですよ

 

 

感情に訴える

色は感情と深く関係していると思うんです

 

なので、あなたの感情もそうなんですが、どんな感情になってほしいのか?

 

 

 

という視点で色を選ぶ事も面白いかもしれません

 

 

 

ちなみに、色で印象って変わると思うのですが、青を使った絵はどんなイメージでしょうか?

 

 

 

 

悲しいイメージ?落ち着いたイメージ?それとも爽快なイメージでしょうか?

 

 

 

 

青といってもいろんな種類があるのでどの青を選ぶかによっても感情が変わります

 

 

 

暗い青を使えば静寂感が出たり、明るい青だったら清々しい感覚になったりなどです

 

 

 

 

この事を踏まえて色選びをして補色同士と組み合わせる事であなたの感情、もしくは

見てくれるお客さまの感情も動かすことができるかもしれませんよ

 

 

 

進出色と後退色を知る

もう一つが色によって前に出たり、後退したりする色を知ろう!です

 

 

 

進出色とは赤、オレンジ、黄色、白のような暖色のことです

逆に後退色は青、緑(中間色)、紫、黒などの寒色です

 

 

 

この事を知るとどうなるかというと、絵に空間を作ることができます

 

 

 

モチーフの背景に寒色を入れると奥行き感が出て

モチーフに暖色を使うとモチーフが浮き出たような印象を作り出すことができたりですね

 

 

 

これを補色で描いてみようという事です

 

 

 

風景画を例にするとバックに少し彩度(鮮やかさ)を落とした緑、青を使います

 

 

その手前に彩度が高い赤い鳥居を描いたらどうでしょうか?

 

実際見た事もあると思いますが真っ赤な鳥居がドーンと目立っている印象ないですか?

 

 

 

他にも暗い背景に鳥を一羽描いた場合も一緒です

こちらに飛んできそうな印象を与える事ができます

 

彩度と明度をうまく組み合わせる

補色というのは補色同士を鮮やかにする効果があります

 

 

その反面、使いすぎると見る側は目が疲れてしまって逆効果も出てきます…

 

 

 

扱うにはメリットもデメリットもあるんですね

 

 

じゃあ、どうすればいいかというと

 

 

 

目立たせたい部分以外の色の彩度(鮮やかさ)を下げてみてください

 

 

 

 

彩度を下げるとは絵の具をチューブから出した状態が一番彩度が高いんですが

 

 

その絵の具に補色の色や、グレーを混ぜて鮮やかさを下げていく事です

 

 

 

暗い青に鮮やかなオレンジ

濃い紫に彩度を下げた黄色を乗せるなど

 

お互いが喧嘩しないように彩度の調節すると、無理なくモチーフを目立たせる事ができます

 

 

 

さらに、目立つ部分、光が当たる部分の明度(明るさ)を上げる

そこの部分だけ光が差している印象を作る事ができます

 

 

 

明度は色に白や黒を混ぜて調整します

 

 

 

光沢感を出したり、動物の目の光など使い方があるので

補色効果も併せて覚えておいてほしいと想います

 

 

 

初心者さんに気をつけてほしい事

 

ここまで補色を使ってインパクトのある絵のポイントをご紹介しましたが注意点もあります

 

 

 

それはまだ慣れていない内はたくさんの色を使わないという事です

 

 

 

 

色をたくさん使う事はそれだけ難易度を高くします…

 

 

描いているうちに頭の中では整理できなくなって結果

ぐちゃぐちゃな配色になってしまう危険性があるからです

 

 

初めのうちは2、3種類の色味から始められるとわかりやすいかもしれません

 

 

ちなみに、少ない色でも充分補色効果は出ますのでまずは色遊び程度から

楽しく組み合わせてみると無理なくできるかもしれませんよ!

 

まとめ

 

今回は補色を使ってインパクトのある絵を作る方法を説明しました

 

 

  • 見てほしい部分に補色を使う(視覚的な焦点)

 

  • 配色のバランス

 

  • 感情に訴える

 

  • 進出色、後退色を知る

 

  • 彩度と明度をうまく組み合わせる

 

 

他にもコントラストや、構図、絵のテーマなどインパクトについての要素はまだありますが

 

 

ここで全部をまとめると伝えたい事がぐちゃぐちゃになりそうなので補色をメインに説明させていただきました

 

 

 

私の絵は補色を結構大事にしています

 

 

 

それは質感や、リアル感などで表現をしていないからです

 

 

色で伝えられる事はたくさんあって、理解できれば楽しいものです

 

 

色で魅せる

 

 

その一つの得意分野を増やす事ができたらより一層あなたの絵が魅力的で

目を引く作品になると想っています

 

 

何か目立たない絵だな…と思ったら補色効果を是非使ってみてくださいね

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました

[アクリル絵の具]色を混ぜる基本の5色と色の出し方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事