100均のキャンバスにアクリル画を描いてみた!正直な感想は…

どうも!noraです

最近、100均に行く用事があり、そういえば画材売ってたよな…?と思い出したので100円のキャンバスを購入してみました!

 

今まで100均の画材を使ったことがなかったので、経験として試してみようと思い、風景画を描いてみた感想を記録しておきます

 

初心者さんがこのキャンバスを使うメリットやデメリット、そして結局、どんなキャンバスを選べばいいのか?についてもお伝えできればと思います

 

 

100円キャンバスはここが違う

100均のキャンバス画像

 

 

まず結論から言うと、私は「描きづらい…」と感じました…

 

 

普段、私は販売用の作品を制作するときには、麻100%の中目キャンバスや、綿100%、木枠に裏張りした綿化繊混紡キャンバスを使用しています

 

 

一方で、セリアのキャンバスは木屑を固めたMDF板にポリエステル化繊の布を張ったもの。側面はきれいに整えられていますが、通常のキャンバスとは根本的に異なる作りになっています

 

そして、最も気になったのが キャンバスと枠の間に隙間がないこと…

 

 

これによって、以下の問題が起こる可能性があります

 

  • 木枠の跡が浮き出る → 木枠が密着しているため、筆圧や絵の具の厚みで枠のラインが出てしまうことがある

 

  • 通気性が悪い → 湿気がこもりやすく、カビが生えるリスクが高まる

 

  • 張り直しができない → 通常の木枠キャンバスはたるんだら調整可能ですが、MDF板のものは調整不可

 

 

販売用の作品には向いていませんが、練習用や室内に飾る用であれば使えなくもない…というのが正直な感想です

 

100円キャンバスの塗り心地

100円キャンバスの塗り心地画像

 

今回は、綿化繊混紡(綿とポリエステルの混合)のキャンバスと比較しながら試してみました

 

まず、セリアのキャンバスは 布の厚みが非常に薄い ため、ジェッソを3回ほど下地塗りしてから試してみることにしました!

 

そして実際に筆を入れてみると…

 

 

 

 

「絵の具の伸びが悪いっっ!」

 

 

 

通常のキャンバスと比べて、絵の具がスムーズに広がらず、少しべったりと乗せるくらいの量を使わないとすぐにカサついてしまう印象でした

 

 

特にアクリル絵の具を使う場合、表面が吸収しすぎると塗りムラができやすくなります

 

セリアのキャンバスはまさにこの状態で、思ったように色をぼかしたり、グラデーションを作るのが難しかったです(汗)

100円キャンバスでグラデーション参考画像

 

ちなみに、空のグラデーションは最初に絵具を厚めに塗ってから2層目、3層目…と水を多く含んだ筆で重ね塗りしてやっとこの色味になりました…

 

 

100円キャンバスのメリット・デメリット

ここまでで、あまりいい面をお伝えできていませんが…

 

とはいえ、100円という安価なものでのメリットもあります!

 

メリット

 

  • 手軽に手に入る100円で買えるので、気軽に試せる

 

キャンバスに慣れるという面ではこれは手軽に始められると思います!初めから高いキャンバスに絵を描くとなると勇気がありますよね…そんな時はこのキャンバスを活用するのもいいかもしれません!

 

 

  • 練習用には使える → 筆の運びや色の乗せ方を試す用途ならOK

 

上記の手軽に手に入る所でも同じですが、販売用ではなく、練習用で使うのはいいと思います!そして、ここでは、絵を描くよりも、筆の動かし方を試したり、配色について試したりするといいかもしれません

なので、まずはキャンバス生地に描く練習用として持っておくといいですね!

 

 

  • 軽量でコンパクト → 小さいサイズが多く、ちょっとしたインテリア向き

 

販売用には向かないですが、自分の部屋のインテリアとして飾るとステキですよね!

100円キャンバスに絵を描くなら厚塗り、ベタ塗りだと発色も関係なくキレイに塗れると思います

それを、うまく描けたら、飾ってみると自信にも繋がるので試してみてくださいね

 

 

デメリット

 

 

  • 描き心地が良くない絵の具の伸びが悪く、ムラになりやすい

 

少し不安に思った事は、筆の消耗が激しいと感じた事です…絵の具の伸びが悪いと筆で塗る回数も増えてきます

なので、色を塗る際は高い筆を使わない方がいいかもしれません…

 

 

  • 木枠の跡が出るMDF板に直張りされているため、筆圧によっては木枠の形が浮き出る

 

これは作品自体に影響が出るのでかなりのデメリットですね…厚塗りなら気にならないかもしれませんが、水彩風に描く場合は気をつけた方がいいですね

 

 

 

  • カビやすい通気性がないため、湿気の多い場所での保管は危険!

 

販売できない理由はここです!購入していただいたのに数年後、カビが生えたらクレームの原因になりかねません!安易に販売するのは危険だと思います

 

 

 

  • 張り直しができないキャンバスがたるんだら終わり

描いているうちに生地がたるんだら直せないのも、大きなデメリットになります…100円キャンバスを扱う時に気を使うかもしれないですね…

 

 

では、どんなキャンバスを選べばいいの?

プロ仕様キャンバス画像

 

もし 本格的に絵を描きたい! と思うなら、最初から「ちゃんとしたキャンバス」を使うことをおすすめします

しかし、ちゃんとしたといっても、画材屋さんで売っているキャンバスで充分だと思います!

 

その中でも違いがあるので簡単に説明しますね

 

初心者さんにおすすめのキャンバス

 

 

  • 綿100%の中目キャンバス(木枠付き)描きやすさとコスパのバランスが良い

 

初めから木枠に張られている裏張りキャンバスです

販売されているものは下地剤が塗られているものがほとんどですが、さらにジェッソを塗って描く事で発色の良さを出す事ができますよ!

 

 

  • 綿化繊混紡キャンバス耐久性があり、発色も比較的良い

 

綿とポリエステルの混合キャンバスですね。比較的安価で手に入るし、サイズも色々あるので、こちらは初心者さんでも手軽に手に入れやすいキャンバスかなと思います

 

 

  • 麻100%のキャンバス(細目・中目)プロ向けですが、長く使いたいならこちら

 

私の場合、こちらです。木枠から、組み立ててキャンバスをカットして裏張りキャンバスを作っています

麻は結構高いので、手をつけにくいキャンバスですね…なので、もし、絵の販売が出来た段階でこちらに買い替えることもできますので、最初は無理に買わない方がいいかもしれません

 

 

 

価格的には 1枚500〜1000円程度 のものを選べば、初心者でも使いやすく、発色や筆運びも快適になります

 

 

 

「とにかく試しに描いてみたい!」という場合は100円キャンバスもアリですが、上達を目指すなら良いキャンバスを使う方が結果的にコスパが良い です

 

 

まとめ:キャンバス選びは用途別に考えよう

 

セリアの100円キャンバスは手軽に試せるメリットがあるものの…

 

  • 描き心地が悪い
  • 木枠の跡がつく可能性がある
  • 通気性がなくカビやすい
  • 張り直しができない

 

といったデメリットが多く、 販売用や本格的な作品制作には向いていないと感じました

 

練習用として使うのはアリですが、しっかり絵を描きたいなら 綿100%や、麻のキャンバスをオススメいたします!

そして、本格的に画家として活動される時が来たら麻のキャンバスを試してみるといいかもしれません

 

高いですが、耐久性に優れているので、販売した後も安心感はありますね

 

初めは練習用で100均のキャンバスで試してみる(キャンバス生地に慣れるため)

作品として作るなら綿100%や、画材屋さんで売っているキャンバスを…

本格的に活動されるなら麻100%のキャンバスを検討するという流れですね

 

今後、キャンバス選びの参考になれば嬉しいです!

 

では、また!

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